aiko 投稿者:初の投稿ですっ☆  投稿日: 3月 2日(土)14時41分11秒

私は高1で、高校で吹奏楽部に入ってトランペットを始めました。MPはバックの6で、楽器はどこのものかよくわかんな
いです。
相談なんですけど、私の上の前歯の左側がたてにはえてるんです。初めはそんなに気にならなかったんですけど、2学期に
入って練習量や高い音をださなきゃいけないことが増えて、そのたての歯で唇が切れやすいんです。それでその位置が痛く
て無意識にMPの位置を微妙にずらしちゃうんです。やっぱりマッピは唇の中央に当てたほうが良いのでしょうか?自分的
にはずらしたほうが吹きやすく高音もちょっと出しやすいんですが…

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マッピは唇の中央?aikoさん  投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月 3日(日)05時08分18秒

やっぱりマッピは唇の中央に当てたほうが良いのでしょうか?自分的にはずらしたほうが吹きやすく高音もちょっと出しやす
いんですが…

 「自分的にはずらしたほうが吹きやすく・・・・。」絶対、吹きやすい方にずらすべきです。

 私の知っている限り、マウスピースの当たる位置は「大なり小なり、左右いずれかに、ずれて吹いている」が99%です。
 トランペットを吹いて四十数年、未だ、「ど真ん中で吹いている人」に出合ったことがありません。

 奏法を教える時、「マウスピースを唇の中央に当てろ」「上3分の1、下3分の2」「粘膜より皮膚の部分に当てろ」等
色々と言う人がいますが、ある道具(マウスピースの大きさ・トランペットの重量、両者のバランス、歯並びの条件等)によ
り、ほとんどの人が、筋肉の未発達と言う事もありますが、「現在の奏法、現在の当て方、現在の角度」は「現在の道具」に
より、「必然的」「不可抗力」に近いと思います。

 それに抵抗して「理想の奏法」に、無理矢理近づけるには、「超人的な努力」が必要になってきます。

 言い方を変えれば、ほとんどの奏法の場合、道具により自分の意志に反して「成るべくして成った」と言っても過言ではな
いと思っています。

 「MPはバックの6で、楽器はどこのものかよくわかんないです」

 上記は、「高1の年齢」の方のご意見とは、少し「???」です。今時メーカー名の無い楽器を探す方が難しいと思いま
す。
 手で持つところ、ベルの先端部分、マウスピースレシーバー等、注意してみて下さい。

 「バックの6」も6Cとか6Bとか、何か書いてありませんか?
 それによって、又、回答もいくらか違ってきますので、詳しく調べてから質問をして下さい。

 「上の前歯の左側がたてにはえてるんです。」是非、一度歯医者さんに相談して下さい。

 http://www2s.biglobe.ne.jp/~ohara/bbs/minibbs.cgi

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スイマセン。 投稿者:Masumu  投稿日: 3月 3日(日)08時09分45秒

横から、口を挟むつもりはありませんが、同じ高校生として、少々気になりましたので、意見させて下さい。

「高1の年齢」の方のご意見とは、少し「???」です。
この表現は、少しおかしいのではないでしょうか?中川先生に悪気は無かったとしても、僕には小馬鹿にしているように聞
こえてしまいます。

今時メーカー名の無い楽器を探す方が難しいと思います。「バックの6」も6Cとか6Bとか、何か書いてありませんか?
確かに、今時、メーカー名の無い楽器を探すのは、難しいです。しかし、現に僕の学校には、刻印が全くない楽器もマウス
ピースも数本存在します。プロの方から見れば、「え!?」と思うかもしれませんが、学校の備品というのは、まだまだこ
ういったことが現状ではないでしょうか?(全ての学校に当てはまるわけではありませんが、なにぶん僕の学校は古いもの
で・・・)
あと、Bachの6ですが、存在します。カタログにも載っています。
・カップの深さ D(深い)
・リム内径 16.20mm
・リム形状 MW(中位)角は立っていない。
・No.10バックボア(Cカップと同じ)
・摘要 豊で澄んだ音。ヴィンセント・バックが好んだリムの形。
以上、野中貿易のカタログより。

中川先生、揚げ足を取るような真似をしてすいませんでした。

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小馬鹿に:Masumuさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月 3日(日)12時07分13秒

少し「???」この表現は、少しおかしいのではないでしょうか?僕には小馬鹿にしているように聞こえてしまいます。

 Masumuさん 不愉快な思いをさせ、申し訳ございません。決して悪気が有る訳がございません。

 aiko:「MPはバックの6で、楽器はどこのものかよくわかんないです。」

 もしもaiko:さんが中学生ですと、「今回の質問でも仕方がないか」と考えますが、高一と言えば「16才」です。
 「もう16才と考えるか、まだ16才と考えるか」では、その差も出てくると思いますが・・・。

Bachの6ですが、存在します。カタログにも載っています。

:Masumuさん、同じ高校生なのに、良く色々なことをご存じなのでいつもビックリさせられています。
 又、:Masumuさんの文章だけ読ませて頂いておりますと、「どこぞの分別の付いたおじさん」 とても高校生とは思えま
せん。

中川「バックの6」も6Cとか6Bとか、何か書いてありませんか?

 あくまでも「バックの6」が存在しないとは書いたつもりはありません。
 私としては、メーカー名を見落とすと言う事は、「カップの形状記号も....。」とつい考えてしまいました。
 
 「メーカー名無し」の楽器は「現在までに見たことがない」これ正直な話です。

 これに懲りず、今後ともご意見をお寄せ下さい。

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最近は…。 投稿者:コバ  投稿日: 3月 3日(日)23時10分04秒

こんにちはっ!
最近結構音が鳴るようになりました!中川先生と中川モデルのマッピのおかげです!本当にありがとうございますっ!
といっても上のFが鳴るようになったぐらいですが…。で、相談なんですが、上のGの音に鳴ると急に鳴らなくなります。上
がっていってもハズしてしまうのです。
唇がすっごく力んでしまったり、なぜか息が入らなくなってしまったりします(特に前者)。どうしたらいいでしょうか?

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改造 投稿者:Tamoさん。  投稿日: 3月 4日(月)00時58分24秒

今使ってるマウスピースが抵抗が少し大きいような気がするのですが、自分で出来る抵抗を少なくするような改造方法など
はありますか?

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上のGの音:コバさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月 5日(火)01時09分02秒

上のGの音に鳴ると急に鳴らなくなります。唇がすっごく力んでしまったり、なぜか息が入らなくなってしまったりしま
す。(特に前者)

 以前にも随分この件に関しましてはこちらのBBSで書きましたが、多分、「口笛」で解決するのではないでしょうか。

 「唇がすっごく力んでしまったり」これなどが、典型的な症状です。
 高い音を出す時、「舌が下の歯から離れている」と唇を閉めてしまいます。
 
 舌が口笛を吹く時と同じように、下の歯に付き、息の通り道を舌で造ることが出来れば、唇から力が抜けます。

 もし口笛を吹くことが出来ない場合、徹底的に口笛を練習してみて下さい。必ず好結果が得られます。

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抵抗:Tamoさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月 5日(火)01時27分43秒

マウスピースの抵抗が少し大きいような気がするのですが、自分で出来る抵抗を少なくするような改造方法などはあります
か?

 久しぶりの書き込みの場合、必ず使用マウスピース(出来ればスロートサイズも)楽器・音楽のジャンルを明記して下さ
い。

 一番簡単な方法は、「スロートを広げる」事ですが、大きくなった分、他の方面にリスクがでます。

 代表的なリスクは、高い音がきつくなる、ばてやすい、高い音のタンギングがきつくなる、等です。
 
 スロートを大きくするメリットは、音が柔らかくなる、細かいタンギングが楽になる、指が良く動くようになる、等良い
面もあります。

 楽器本体側では、鳴りを止めている「延べ座の位置」「支柱」「唾抜きの重量変更」「ボトムキャップ」等を微調整する
と、楽になる場合もあります。

 マウスピースのスロートは、「一度を大きくすると元には戻せない」ので、予備のマウスピースを用意してトライして下
さい。
 
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ミューズ歯科」その後 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月 5日(火)01時48分44秒

今年に入って前歯を改良した事は以前にも書きましたが、現在、噛み合わせ等微調整をしております。

 昨日も「ミューズ歯科」でミクロの単位で前歯の噛み合わせの調整をしてきました。

 口腔内写真、術前術後の写真等、「ミューズ歯科」側で出してくれる事になりましたのでもう少々お待ち下さい。 

http://www2s.biglobe.ne.jp/~ohara/

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早速のご返答ありがとうございます。 投稿者:Tamoさん。  投稿日: 3月 6日(水)00時18分38秒

早速のレスありがとうございます。
ちなみにマッピはYAMAHAのBOBBY SHEW-LEADで、ラッパはBach180ML37です。
早速つぎの質問なんですがチューニングのBより下のFからAに上がる時に「ビャ!」という感じの濁った音がするのです。最
初バルブのせいかと思ったのですが、テンポ100位でFとAを交互に吹くときれいにおとが上がります。
少し早くなるとあの音が鳴ってしまうのです・・・。
やはり奏法に問題があると思うのですが、先生の見解をお聞かせください。

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BOBBY SHEW-LEAD:Tamoさん。 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月 7日(木)01時14分46秒

マウスピースの抵抗が少し大きいような気がするのですが・・・。チューニングのBより下のFからAに上がる時に「ビ
ャ!」という感じの濁った音がする。

 「YAMAHAのBOBBY SHEW-LEAD」このマウスピースを使うからには、ジャンルはジャズとみました。

 1st.Tpを吹いているのでしょうか?もし「1st.」でしたら、高い音を要求されますので、おっしゃっている音域で少々
問題があってもこのマウスピースを「使わざるを得ない」かも知れません。
 もし、サイドトランペットでしたら、「もう少し低い音が出しやすいマウスピース」をお勧めします。

 取りあえず「YAMAHAのBOBBY SHEW-Jazz」辺りで「FからAに上がる時にビャ!」は解決すると思います。

 もっともこのマウスピースは、ほとんど標準の14B4と「リムのエッジが丸い事」が違う位で、カップの深さ、スロー
ト、バックボアーが「よく似ている」と記憶しています。

 チャンスがあったら試して下さい。

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口腔内写真 投稿者:ぱつら  投稿日: 3月 7日(木)13時34分06秒

> 口腔内写真、術前術後の写真等、「ミューズ歯科」側で出してくれる事になりましたのでもう少々お待ち下さい。 
発表、非常に楽しみにしております(^^)

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音楽大学について・・・ 投稿者:のあ  投稿日: 3月12日(火)13時28分21秒

はじめまして、のあと申します!!トランペット歴は、小学校5年で1年間、中学3年間はホルン、現在、ペットを再開し
て約半年の16才女です。
今、プロの先生について月2回1時間習ってます。

実は、ペットの先生に音楽大学に行くならそれ用に教えるよ。と言われました。
私は、今は音大には少し行ってみたいと思ってます。家の近くに同志社女子大学があるのです。
将来は、宝塚歌劇団のオーケストラで吹きたいんですが、そのためには音大に行ったほうが
いいと言われました。
でも、正直、トランペットを職業にしていいのか、このまま続けていけるのか・・・・・
音大に行くためにはやることがいっぱいあります。聴音、ピアノ、ペット・・・・。
私はピアノは少し弾けるのであと3年あれば大丈夫だと思うんですが、問題はトランペット。
先生は、3年間必死で頑張れば大丈夫かもと言ってくれてますが、果たして耐えられるか・・・。
少し行きたいと思う。程度の気持ちだったら音大は受けないほうがいいでしょうか?
でも、将来は歌劇団のオーケストラで吹きたいのです。
厳しいのは分かっているんですが、自分にこの楽器が向いてるのかと言うのも分かりません。
いまいち決心ができません。
でも、音大受験なら今すぐはじめないといけません。
私は、背が低く(148センチ)プロになれるか、ペット奏者として不利じゃないのだろうかと
思っています。

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中川モデルコルネット マウスピース 投稿者:松浦  投稿日: 3月13日(水)08時21分16秒

中川先生
お久し振りです。松浦です。

中川モデルのコルネットマウスピースは量産販売する計画はありますか?
もしあれば、どのようなサイズが出る予定か教えて頂きたいのですが!

コルネットでポップス・ジャズを演奏するかたが少ないので無理かもしれませんが
ちなみに私のコルネットは昔のコーンストレーションです。

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トランペットを職業に:のあさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月13日(水)10時21分19秒

音大に少し行きたいと思う、程度の気持ちだったら音大は受けないほうがいいでしょうか?
でも、将来は歌劇団のオーケストラで吹きたいのです。

 人間はいずれ何かの職業に就かなくてはなりません。
 どのような職業に就くにしても人様からお金を頂く様になるには、「生やさしいものではない」と思います。

 今回の文面だけであまり軽率な事を言うわけには行きませんが、「人間一生の間、大なり小なり何かの目的に向かって進
む」宿命を背負っていると思います。

 何の目的もなく大人になる若者の多い中「:のあさん」は早々と「自分のなりたいもの」を発見したわけですから、「その
夢にかけてみる」のも良いことだと思います。

 「宝塚歌劇団のオーケストラに即入団」までは「欠員などのチャンスで様々な問題」は有ると思いますが、「まずは音楽大
学入学」の考えは「正解」だと思います。

 いずれにしても「必死の努力は生涯を通じて決して無駄にならない」と考えますので、是非、挑戦してみて下さい。

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コルネットマウスピース:松浦 さん  投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月13日(水)10時41分48秒

中川モデルのコルネットマウスピースは量産販売する計画はありますか?

 ご無沙汰しています。バンドの皆さんお元気ですか?

 私のコルネットのマウスピースは「シャンクが違うだけで、リム・カップ・スロートは全く同じ」です。

 「中川モデルマウスピースの量産販売」の目的は「どうしても入手不可能」(加工のために千円、2千円の出費では解決で
きない)の場合です。

 シャンクだけを替える場合の費用は2千円〜3千円です。

 私の場合、「トランペットで調子の良いマウスピースをコルネットシャンクに替えて失敗したことはない」ですので、宜し
かったらトライしてみて下さい。

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re:コルネットマウスピース:松浦 さん   投稿者:松浦  投稿日: 3月13日(水)12時58分22秒

早くのお答えありがとうございます。
確認ですが
シャンクをコルネット用にかえるとは、
自分のお気に入りのTp用マウスピースを新たに1つ購入し、そのシャンク部分を
切ったり 削ったりしてコルネットにあうようにするということで良いのでしょうか?

いちいちすみません。

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新たに1つ購入:松浦さん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月13日(水)15時35分32秒

自分のお気に入りのTp用マウスピースを新たに1つ購入し、そのシャンク部分を切ったり 削ったりしてコルネットにあうよ
うにするということで良いのでしょうか?

 基本的にはおっしゃるとおりです。

 一本ですます場合は、コルネット用マウスピースにトランペット用アダプターと言う方法がありますが、問題も残ると思い
ます。

 前回書き忘れましたが、あくまでも、ロングタイプですので、ショートタイプとは少々異なると思います。 
 ショートタイプの方は早まらないで下さい。

 ショートタイプにつきましては「JsClubさん(スペルが違うと思います)」が熱心に研究していらっしゃいますので是非、参
考意見をお寄せ下さい。

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ありがとうございます 投稿者:まっくす  投稿日: 3月13日(水)16時42分28秒

Trumpeters'LoungeのBBSの質問にお答えいただきましてありがとうございました。早速ですがコード進行を書かせていただ
きます。リズムはスイングで音域はHigh B♭程度でお願いいたします
B♭m7|E♭7|A♭|A♭|Cm7|F7|Fm7|Fm7 B♭7||
Fm7 |Fm7 B♭7|E♭|E♭ C7|Fm7|B♭7sus4 E♭dim|E♭

現在は教本とにらめっこしてますが、なかなか思うようにいかないです

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コード進行:まっくす さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月13日(水)22時41分14秒

早速ですがコード進行を書かせていただきます。

 2、3、お伺いすることがあります。

 1.まず、曲名
 2.アドリブの部分はトランペットのキーで「♭」が一つですか?三つですか?
 3.テンポ。例えば「四分音符=120 等・・・・。(*二分音符の場合も有ります)」 
 4.ジャンル ディキシーランドジャズ、スウィングジャズ、ビーバップ、モダンジャズ等・・・。

 お手数ですが、再度書き込みを宜しくお願いいたします。 

現在は教本とにらめっこしてますが、なかなか思うようにいかないです

 努力は認めます。
 教本を見て自分でアドリブを考えると言うことは、例えば、英語をしゃべれない人が、英語辞書を見て作詞するようなもの
です。

 個人差はあると思いますが、大変な努力を必要とします。

 まず、あらゆるスケール、(メージャー、マイナー、ディミニッシュ、オルタード、ペンタトニック、等々)又これらの分
散和音、瞬間作曲能力、一番大切なジャズのノリ、・・・・。

 どれ一つとっても、気の遠くなるような努力が必要です。がんばって下さい。

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ショートコルネット 投稿者:JSCLUB  投稿日: 3月14日(木)01時15分20秒

TO 松浦さん、中川先生
JSCLUBです。

中川モデル15B4EEをショート、ロングコルネット用にしてあります。
ショートコルネットの場合、深いマウスピースで演奏することを
前提に作られているようで、トランペットのマウスピースを
シャンクのみ変えてもトランペットのような音が出てがっかりします。
特にベッソンは深いマウスピースを前提に楽器が作られているようで
トランペットマウスピースのような浅いカップですと全く音程があいません。
ところがヤマハではあんまり影響が出ないです。ヤマハの方がマウスピースの
変化にあまり影響されないようになっているようです。

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re:ショートコルネット 投稿者:松浦  投稿日: 3月14日(木)09時42分16秒

 JSCLUBさんすばやい レス ありがとうございます。
私のコルネットはロングモデルですので おそらく先生が言われたとおりは
問題がでることはないと思います。
 機会があったら試してみようと思います。

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RE:コード進行:まっくす さん  投稿者:まっくす  投稿日: 3月14日(木)23時39分46秒


1.corner pocket
2.♭は3つです
3.四分音符=150〜160ぐらい
4.スイングジャズでしょうか?

励ましありがとうございます
厳しいでしょうが、一番楽しめる一生の趣味です。マイペースで楽しんでいきます
それから、アドリブの勉強を始めて毎日楽器に触れるようになりましたし、
曲を聴くことも多くなりました
自分ではいい傾向だと思ってます(笑)

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ミューズ歯科第一報 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月15日(金)06時01分00秒

 大原先生、お忙しい中ありがとうございました。

 スキャナーの調子が悪いとメールを頂きましたので、当分先になると思っていましたが、大変恐縮です。

 http://www2s.biglobe.ne.jp/~ohara/case/case1.html

 治療前、歯に隙間があった時はどうしても「息が出過ぎる」傾向にありました。

 特に、「HighC」以上のダブルタンギングでは、「無理矢理、口を上下に閉める」別の言い方をしますと、「無理に上下
の歯を近づける」この状態にしないと、「タンギングが持続できない」
 歯の間隔が高音と低音で異なることで、音のつながりに無理がありました。

 第一回目の治療で「全く隙間のない状態」で3週間ほど演奏を続けましたが、「無理矢理下顎を前に出す」等の「不自然
な形で息の流れ、息の量を作る」状態になりました。

 3週間目に、通常の「健康な人の歯の隙間」を入れることにより、上下の歯をほぼ一直線上に並べても、「音がでるよう
になった」と考えています。

 それでも、高い音に移行するにつれ、「楽器が右に傾く」傾向にあり、高音時、低音時で微妙に「マウスピースの当たる
場所がずれる」ので、「歯の高さを左右対称」にしました。
 結果から言いますと「大成功」でした。

 歯の隙間から出る「息の量」は治療前と比べますと、「物理的に五分の一」になりました。

 具体例を挙げますと、英語でどう工夫しても「sheとsea(カタカナで書きますと、シーとスィー)」ですが、隙間がある
ため「sheがヒー」になってしまう。
 「口を締めてからシーと発音する為、どうしてもスィーになってしまった」
 「sheとsea区別」が、可能になりました。

 She sit by the sea「シー シット バイ ザ スィー」「sheとsea」区別してみて下さい。

 スロートの大きくなった理由(3.63mm→3.73mm)

 私なりに考えますと、「ppp」で音を出す時、「歯の隙間から息が出すぎる」傾向にありました。
 又、前述しましたが、「High C」近辺での「ダブルタンギングの持続」でも、空気の出過ぎにより「上下に締めないと音
が割れてしまう」状態になります。
 「スロートを小さくする、歯を上下に締める」ことで「息の流れを調整」していたと考えます。

 バックボアーの開きクラシックモデル(広がりが早い)では、今まで通りジャズ、ポップス系では演奏不能でした。

 四月中旬、「BBS、100000件達成記念クリニック(場所未定)」を開く予定ですので、その時、細かくご報告し
たいと思います。

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スロートサイズ 投稿者:Masumu  投稿日: 3月15日(金)21時03分19秒

中川先生、こんにちは。

中川先生は、歯の隙間が小さくなり、その結果、息の量が減ったせいで、スロートサイズを#26にしたとのことですが、
そのことに関連して質問させていただきます。

 今までの歯の隙間が大きすぎることによる息の出過ぎという状態は、初心者のまだ筋肉の発達していないアパチュアによ
る息の出過ぎと類似させて考えてもよろしいのでしょうか?そう仮定したといたしますと、僕が今まで疑問に思っていたこ
とが、多少理解できるようになります。それは、中川モデルの標準スロート(#28)は特に初心者に好評で、上手い人
(プロも含め)にはあまりウケが良くないと言うことです。僕の後輩などに中川モデルを吹かせてみると、多数の人が喜ん
で使うようになります。しかし、先輩や後輩のかなり上手い人や、航空自衛隊の方たちには、あまり好まれないようです。
考えてみれば、中川モデルを好んで使う人達って、あまり上手くない人達が多いみたいです(あくまで僕の周りでは)。
 では、初心者で、まだあまり筋肉が発達していないような(自分で抵抗を作れないような人)は中川モデルをそのまま継
続して使っていくべきなのでしょうか?そのまま継続して使用して、筋肉の発達などに支障をきたさないのでしょうか?
 中川先生も、普通の健康な状態の歯並びにしたことで、抵抗や息の量が、一般の人(プロの方々も含め)と一緒になっ
て、今までの中川モデルのスロートでは、使用不可になったのだと思います(素人考えですが)。ということは、自分でし
っかりとアパチュアを作れる方にとって、中川モデルの標準スロートは必要が無いということですか?
 失礼ですが、今まで、中川先生が主張しておられた、「スロートをワンサイズ小さく」という提言は、どうなってしまう
のでしょうか?少々言い過ぎてしまうと中川先生自らが、それを放棄してしまったように見えてしまいます。
 僕自身、中川モデルはとても気に入って使用していますし(17B4Nスロート#26)、中川モデルに助けられた人達
も大勢居ることと思います。しかし、今回のことで、疑問や不信に思う点がいくつか出てきてしまったことも確かです。

素人考えの上、言い過ぎた発言、まことに申し訳ありませんでした。4月のクリニック、非常に楽しみにしております。
それでは、失礼いたします。

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スロート 投稿者:椎名  投稿日: 3月15日(金)22時16分58秒

私がレッスンを受けている先生や、また別のある方がこんなことを言っていました。

「よく、唇の力を抜け というアドバイスがありますが、これは西洋人だからということが考えられる場合があります。彼
らは言語の特性上、わりと大げさな発音になりますから普段しゃべっているだけでも日本人よりも多くの筋肉を使ってい
る、つまり発達するわけです。また、歯がデッパでなく垂直に並んでいるとすれば、当然アパチュアを閉める力は強くなる
わけです。だから、日本人は返って閉めようとするくらいで丁度良いのでは」

と。
つまり、デッパであることでマウスピースから受ける圧力で唇が後退しアパチュアが開くことを考えると、日本人はアパチ
ュアを狭くする(キープする)力が足りないのではないかということです。
勿論、ルイ・アームストロングなどの歯並びを見るとややデッパですから、デッパだから上手くなれないということは無い
のかもしれませんが、スタートの時点で西洋人よりもハンデを負う事にはなると思いますし、サッチモは言語は英語ですか
らね。

だから、中川モデルはそういったハンデを補ってくれると私は思っています。
ちなみに、スロートとバックボアが狭いのは中川モデルだではなく、ボブリーブスなどもそうですよね。
ですから数あるマウスピースの選択肢のひとつになっていると思います。
ただし、大きいカップでスロートが小さいモデルというのはなかなか無い様に思えます。
ジャルディネリもとても吹きやすいですが、スロートは標準くらいだと私は思います(計ったわけではありませんし、昔の
ものは個体差も激しいのでわかりませんが)。

西洋人は大きいカップでなくてもわりと吹けてしまう、あだからあえてスロートが小さくバックボアがせまいマウスピース
で大きい径のものは需要が無かった・・・ゆでに中川氏が東洋人のために中川モデルなるものを作ったということになるの
ですかね。

私もMasumuさんと同じ疑問を考えました。そして、本当に後輩などに薦めてよいのかも迷いました。しかし、前述したとお
りスロートとバックボアの径の小さいマウスピースは他にもあるのですし、それが大きいカップになるとどうなるのかは未
知数ですが中川モデルの音色で納得が行っているのであれば、中川モデルを使い続けることになんら疑問もないのではない
かとも思います。
それで調子が良いなら、何かしら原因はあるわけで、それがなんであろうとそのまま使ってうまくなっていけば問題ないと
思います。
中川先生の場合は歯をいじったことで「その必要がなくなった」と考えるべきではないかと。

また、私は音色の好みの問題でバック1-1/2Cを使っていましたが、やはり長時間の演奏は今の実力ではきつく、音色と吹き
やすさを考慮してジャルディネリの3番あたりを使っています。
音色は若干バックの方が好みですが、また違った魅力のある音がするので。この辺は好みですね。
ジャルディネリはスロートはバックとそれほど変わらないと思いますが、バックボアが狭いのではないかと思います。
まだ計っていませんのでわかりませんが、吹きやすさの原因はそこにあると思います。

しかし、ばてた時にふと中川モデルに変えるとまるで復活したかのように鳴ったりします。
やっぱり、バックボアとスロートが助けてくれるのでしょうね。

きっと中川モデルを使い続けるほうが、耐久力という面や、非常に鍛えられたアパチュアをキープするための唇の周りの筋
肉が必要な大音量なハイトーンやその音域でのタンギングなどはずっと楽なんだろうと思います。

ですが私はそれ以外の部分にトランペットの魅力を感じるので他のマウスピースを使っているだけなので、やはり選択肢の
一つなのではないかと思います。

どこに重点をおくか という。

ただ、私は17B4Nに関してはスロートを拡張してもタンギングが引っかかる感じがあり、16B4NJだとスロートを
拡張しなくてもそれを感じなかったことが未だに不思議です。
むしろ、17はさらにスロートを小さくした方が引っかからなかったのかな?とも思いました。
が、それはムリですよねー(笑)。

横から失礼しました。

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Corner pocket :まっくすさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月16日(土)02時02分52秒

「Corner pocket」参考にして下さい。

http://www.d2.dion.ne.jp/~patura/conerpocket_001.htm

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16B4NJ購入しました 投稿者:やまよし  投稿日: 3月16日(土)11時42分40秒

中川先生はじめまして。
上記マウスピースを昨日、購入しました。
試奏では17B4Nも吹きました。
昨日までの使用マウスピースはラスキーの70Cです。(リム内径17.15mm?、スロート#27)
最初に、MPのみでpppのバジングをしてみたのですが、中川モデルのほうが吹きやすかったです。
そしてしばらく試奏していると、私の場合、
17B4Nは太くて良い音色だが、少しぼやけた感じで、特に高音が出しにくかった。
16B4NJはクリアな音色で高音も出しやすく、リップスラーも17B4Nよりやりやすい。

まあ、16B4NJのリム内径はラスキー70Cよりほんの少しだけ小さいくらいで、違和感なし
17B4Nのリム内径はラスキー70Cよりかなり大きく感じた
つまり、16B4NJのほうが、慣れていたMPに近いので、吹きやすいのは当然かもしれません。
30分の試奏の段階では今までのMPよりも、16B4NJが一番良く感じた、という訳で購入しました。
しかし、長期的に使ってみたら17B4Nのほうが、もしかしたらいいのかな、なんていう根拠のない未練もあります(
笑)

16B4NJを口に当てると、上下ともに、肌色の皮膚の部分にリムが乗っています。
リムの内側には、上の皮膚はほんの少しだけ入っており、下は粘膜部分が入っています。

使用楽器はストンビのエリートというもので、支柱2本、1090グラム、銀メッキです。
(ちなみに3番スライドのネジを外してみたら、さらにしまった音色で響きが増しました)

以上、質問というわけではありませんが、日頃、中川先生の懇切丁寧なBBSでの書き込みに感動しておりますので、中川
モデル購入の報告でもさせて頂きたいと思って、書いてしまいました。
また何かありましたら書かせて頂きます。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、トランペットの経験は3年で、チューバ歴6年からのコンバートです。
特定のジャンルはまだありません。
それでは!

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スロートサイズ:Masumuさん  投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月16日(土)12時00分49秒

 今までの歯の隙間が大きすぎることによる息の出過ぎという状態は、初心者のまだ筋肉の発達していないアパチュアによ
る息の出過ぎと類似させて考えてもよろしいのでしょうか?

 今回私の歯の隙間を少なくする事によるスロートサイズの変化は、一種の「物理的現象」と考えています。

 私の今までの経験では、例えば、「クラシック用のマウスピースで、どの様に筋肉を鍛えトレーニングを積んでも、出来
ない物は出来ない(ポップス系、特にディキシーランドジャズ)」です。

 物理的に不可能な物、例えば「ディキシーランドジャズのような大きな音を出すジャンル」等、初心者の場合、「演奏不
可能は筋肉の未発達、トレーニング不足」と考えがちですが、私の経験では「いかに長時間のトレーニング、練習」を重ね
ても、「不可能な物は不可能」これが結論です。
 なにしろ「物理的に振動しない」からです。

 私の言う「物理的現象」は新しく「歯の隙間」も加わったと言う事になります。

 振り返ってみますと、「スロート#28の誕生は、歯の隙間の多さ」とも考えられます。
 又、今回「歯の隙間の減少によるバックボーアーの広がりの遅さの必要性」の実験では、「バックボーアーの広がりの遅
さは必要不可欠」と言う結果が出ました。

 中川モデルの標準スロート(#28)は「先輩や後輩のかなり上手い人や、航空自衛隊の方たちには、あまり好まれない
ようです。」とのご意見ですが、「上達が早い人、航空自衛隊に採用される様な人、職業としてプロになれる人」これらの
人は、勿論、努力と言うこともあるでしょう。が、「身体的にトランペットに適した条件(歯並びも含む)」と言っても良
いのではないでしょうか。

 中川モデルを好んで使う人達って、あまり上手くない人達が多いみたいです(あくまで僕の周りでは)。

 この事は「中川モデルの効果を認めている」と考えて良いと思います。
 私は基本的に、「トランペットはもっと楽に吹けてしかるべき」と考えています。
 取りあえず楽にプレー出来ることを体験し、例えば「スロートを広げる」等の負荷を与えていけば将来的にも問題はない
と考えます。

初心者で、まだあまり筋肉が発達していないような(自分で抵抗を作れないような人)が中川モデルをそのまま継続して使
用して、筋肉の発達などに支障をきたさないのでしょうか?

 日本のトランペット界の未熟度ほど顕著な物は有りません。何を称して「筋肉の発達などに支障」と考えるのでしょう
か?
 現在の、日本のトランペット界の状況の方が、よほど「支障」と言っても良いのではないでしょうか。
 高い音を出すためだけに、低い音、管の響く音を犠牲にし「より小さく浅いマウスピースを使う(もちろん口に合えば全
く問題はないです)」事の弊害の方が、事は重大だと思います。
 
 日本においてのトランペットの歴史の少なさ、水準の低さ、需要の少なさ等で、今後開発される部分が多々あるのと考え
られます。

 もし「根性、精神論、体育会的トレーニング等々」でトランペットが上達する事が出来るならば、日本には高校野球やサ
ッカーの様に、「高校卒業後すぐにプロになれる人材」が誕生しても良いはずです。

 又、高校野球界でも身体的能力により、同じ道具を使いながらレギュラーになれる人、なれない人等、個人差があると思
います。
 重いバットを振れない人は、「少し軽い、短めのバットを使うのも有り」と考えます。
 
 僕自身、中川モデルはとても気に入って使用していますし(17B4Nスロート#26)

 :Masumuさんは、歯並びがよいのではないですか?取りあえず(17B4Nスロート#26)は現在の私と同じです。
 早くこの(スロート#26)情報を公開していただければ、多分私もトライしたでしょうし、現在「17B4Nスロート
#28」を所有し使えずにいる方には、試してみる価値が有るかも知れません。 

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スロート 投稿者:JSCLUB  投稿日: 3月17日(日)21時53分01秒

こんばんわ中川先生
中川モデル16B4NJ、16C4Nの改造版を使用してます。
スロートですが、#26で使用してます。
これは、28→27→26と広げていった結果です。
25はやったことがないのでわかりません。
私の場合、耐久力が向上するのと高音の抜けが向上します。
歯並びですがよくありません。
前歯が左の歯が少し右の歯に重なっています。

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歯並び:JSCLUBさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月18日(月)01時49分06秒

スロートですが、#26で使用してます。これは、28→27→26と広げていった結果です。

 ショートコルネツトの件では、いつも呼び出し又、貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございます。

 今回、歯の隙間を埋めて感じたことは、歯並びよりも「前歯の密閉度」が、かなり重要だと言う事が分かりました。

 根本***歯科医の「ミディアンスペース」の本を読み、若気の至りで自分で削ってしまいました。
 前歯(門歯)の隙間を多くした当初は、驚く程良く音が出たので、「もう少し、もう少し」と・・・。多分削りすぎだっ
たと思います。

 密閉度が良過ぎても、息の通り道が塞がれ、空気が出ていきません。「自然な歯の隙間」ほんのごく僅かですが、これも
必要だと言うことが良く分かりました。
 歯を削ることではかなり有名だった、数原晋さんも今ではすっかり前歯の隙間を埋めています。

 多分私の想像では、:JSCLUBさんは「密閉度は良い」と思います。

 以前から歯に興味を持って、色々と観察をしていますが、子供の歯というのは、かなり隙間が有るものだと感じていま
す。
 多分大人になるにしたがって、歯がすり減り、短くなると同時に「隙間も埋まる」と見ています。

 皆さんより先に生まれた私達が、色々と実験台になり、これからの人は「同じ過ちを繰り返さない」様にしていただきた
いと思います。

 一旦削ってしまうと歯は、マウスピースや楽器の様に「簡単に取り替える」と言うわけには行きません。

 くれぐれもご用心

 :JSCLUBさん、今後ともご協力宜しくお願いいたします。  

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スロート 投稿者:Masumu  投稿日: 3月18日(月)06時16分02秒

中川先生、無礼な質問にも関わらず、丁寧なご回答、ありがとうございました。
よく理解できました。

Masumuさんは、歯並びがよいのではないですか?
さて、僕の歯並びですが、自分では人並みくらいには良いと思っております。歯の隙間も普通ですし、左右対称にきれいに
並んでいます。しかし、やはり長いのが悩み、といったところでしょうか・・・。

スロート#26につきましては、クラシック用にと思い切って広げてみたところ(それまでは、3.63mm)、思いのほ
か調子が良く、そのままポップス用に使用しております。
17B4Nはもう1本あるので、つぶすつもりで#22くらいまで広げてみようかな、と思います。
なぜ#22かといいますと、、、僕は吹奏楽で、フリューゲルを吹くのですが、17F4Nを使用して、驚くほど楽に、そ
してフリューゲルらしく吹けるからです。あまりにも調子がよいので、コルネット(ショート)用にもシャンクを加工して
使っています。そして、本当に調子が良いので、アダプターを買ってきて、トランペット用にも使っています(笑)(僕の
場合、音域は変わりません)。それで、その17F4Nのスロートが#22なので、トランペットマウスピースをそこまで
広げてみたら、どうなるかな・・・と。

現在、中川モデルのように楽に吹ける、クラシック用モデルを探しています(今使用しているのは、Bach1−1/4C
メガトーン)。オケでは、どうしても、中川モデルだと音が浮きすぎてしまうのです。ロマン派後期あたりでは、曲によっ
てかろうじて大丈夫ですが。
16C4Nのような、もう少し、カップの深い(ヤマハのCかD)中川モデルは出していただけないのでしょうか?

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フリューゲル17F4N:Masumuさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月18日(月)08時33分08秒

無礼な質問にも関わらず、丁寧なご回答、・・・・。

 理解していただき「感謝」です。

 とは言っても、私の意見が日本人全てのトランペットプレーヤーに通用するという様な大胆な事は毛頭考えていません。

 しかし、「日本の98%のトランペットに対する考え方」を拝見していますと、「精神論、根性論、腹筋、口輪筋の発達
等」のみにとらわれ、「肝心の道具がおざなり」に「少々疑問」を感じているのは本音です。

 私の目から見ていますと、現在の道具で上達しないのは、「練習量の少なさ、トランペットは自分には不向きと半ばあき
らめてトランペットに取り組んでいる人たちの多さ」に、歯がゆい思いをしています。

 例えば、著名な外国のプレーヤーのクリニック等で、「マウスピースをもっと上唇の上の部分に当てろ、それでなくて音
が出ない」大半の人がそう忠告されるようですが、「現在日本で市販されている道具では無理(日本のメーカーヤマハを含
めても)」が私の考えです。

 又、特にポップス・ジャズ系では、「市販されているマウスピースをそのまま使っている人」は「ほんの少数派」と言っ
ても過言ではありません。

 さて報告が遅くなりましたが「17F4Nのスロートが#22 3.99mm(出荷時)」私の場合歯を治してから、スロートサ
イズ4.1mmで使用しています。今回4.2mmまで試してみましたが、現在のところ4.1mmで落ち着いています。

 中川モデルのスロートサイズは、「出荷時、可能な限り小さめ(これ以上小さくては息が入らないまで小さくしてあ
る)」がモットーです。
 お分かりだと思いますが、スロートに関しては「大きくできても、小さく加工するのは無理」

 :Masumuさんには又散財をかけるようですが、現在使用中の物はキープして、一度試して下さい。

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フリューゲル16F4N 投稿者:JSCLUB  投稿日: 3月18日(月)13時09分26秒

TO 中川先生
参考ですがフリューゲルの16F4Nもスロート広げてます。
でもいくつかわかりません。
試奏しながら広げていって、音色と音程が良くなったところで
やめましたから。あとスロートも少しさわりました。
でもどうやったかわかりません。
希望の音と音程の話をしたら改造してくれました。

TO Masumuさん
マウスピースのカップですが、私の場合、16C4Nは
ショルダーを落として深めにしてもらってます。
Dカップくらいでしょうか。カップを掘るよりショルダー部を
加工すると音が柔らかくなりますよ。
参考ですが、リムはシルキー14をコピーしてます(全ての中川モデルに)。
改良時の注意は、えぐりの部分は絶対にさわらないことです。
また、シルキー14はヤマハよりもリムのバイトがなめらかなので
唇がカップの持って行かれやすいですが、現行のえぐりで十分でした(あくまで私の場合)。
17B4N、17B4はほとんど未使用のままのものがあります。
もし必要でしたら譲ることが可能ですので相談ください。

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スロート各種 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月19日(火)04時32分33秒

 スロート#26=3.73mmはすでにご報告済みですが、

  3.57mm=(#28) 出荷時
 3.6mm
 3.63mm
 3.66mm(#27)
 3.73#=(#26)現在使用中
 に加え、あらためて今回、下記各種マウスピースのスロートを加工してきました。

 3.7mm 
 3.78mm=(#25)
 3.8mm 
 3.86=(#24)

 アトリエでの試奏では、思いの外「3.78mm=#25」が好感触でしたが、今後、実際のステージで使用し結果をご報告いたし
ます。

 偶然居合わせた、ES管マウスパイプ加工中のクラシックプレヤー、大隅さんはカップ1C、スロート#25(3.78mm)と
話してくれました。

 ちなみにジャズトランペッター日野皓正さん、アメリカのジョーファディスは「3.45mm=#29」だそうです。
 (アトリエ談)

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Ardan’s 投稿者:のあ  投稿日: 3月19日(火)19時52分38秒

音大を受験するための第一段!!
アーバンを購入しました。とっても分厚くて気が遠くなりそうです・・・・。笑
まだ始めたばっかりなので最初はまだ簡単なんですが、後半はかなり難しいリズムが。
やっぱり意識して吹かないとダメですね。
私は、音を切るときに息を止めて切るっていうのがなかなかできません。
舌で止めてしまったり、唇で止めてしまったり。なんか良い練習法ありませんか??
音大に行くためには基礎が大事なので自分で決めて先生に基礎から教えて欲しいと
お願いしました。だから最後までやりきろうと思っています。
基礎をやる。この選択は正しかったですか?

また、他に良い教本や練習曲の楽譜があれば教えて下さい。
基礎連集ばかりではなく、家ではクラシックなどの曲も練習していきたいと思っているので。

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クラシックの教本、曲:のあさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月19日(火)20時52分23秒

音大を受験するためのアーバンを購入しました。

 アーバンは、「一巻〜三巻」日本語バージョンが有ります。

 「過去三年の音大入試のための傾向と対策」的な本等を参考にして教則本を探すのも一つの方法だと思いますが・・・。

 私は専門がジャズですので、やはりクラシック畑の方のアドバイスを宜しくお願いいたします。

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メディアンスペース 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月19日(火)21時58分38秒

ミューズ矯正歯科、大原先生の「メディアンスペース」に付いての感想文が掲載されています。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~ohara/others/dairy.html

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ハイB♭で… 投稿者:コバ  投稿日: 3月20日(水)22時21分09秒

こんにちはっ!今日久々にハイB♭が出ました!
しかし、ピアニッシモぐらいの音でしか出ません!
フォルテにするど「ブッ」っと下がってしまいます。
なぜでしょうか?アドバイスお願いします!

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ありがとうございました 投稿者:まっくす  投稿日: 3月21日(木)22時04分34秒

中川先生ありがとうございました
ご丁寧にメールまでいただき感激しております
先ほど出張から戻り、掲示板を確認し、内容を拝見させていただきました
早速明日、吹いてみたいと思います

歯についていろいろ書き込みがございましたが
私は前歯が大きくて、前に出ております
しかも八重歯で歯並びも悪いです(左右のバランスはとれてますが)
その為か、ほんの少しですが、口を開け、下あごを前に出すようにしてます
こういう奏法では問題あるでしょうか?

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下あごを前:まっくすさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月22日(金)00時59分50秒

私は前歯が大きくて、前に出ておりますほんの少しですが、口を開け、下あごを前に出すようにしてます。こういう奏法で
は問題あるでしょうか?

 問題ないのではないですか。

 「口を開け、下あごを前に出すようにしてます」こうでもしないと、音を出すのは
無理だと思います。

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レポート大変参考になりました 投稿者:ぱつら  投稿日: 3月22日(金)13時51分17秒

中川先生、こんにちは。
歯のレポート発表、ありがとうございました。
大変参考になりました。

私のやってきた事と比較して、共通点と異なる点を見つけました。

「前歯の密閉度」の重要性については、非常に共感いたしました。
これが不十分な場合、シラブル(いわゆる口笛の舌)の変化を生かし切れませんでしたので。

「右上1番、左上1番の歯の間の健康な歯に見られるわずかな隙間は良好な結果」とのことでしたが、私の口の条件では当
てはまりませんでした。
この隙間ですが、「カップの中央付近にこのスペースがくるのが条件」ではないかと考えています。
私のマウスピースのセット位置は歯並びの都合上やや左にずれており、左上1番の歯がちょうどカップの真ん中に来る状態
となります。
この場合、左上1番の左右両側に2カ所隙間が出来ますが、この隙間から意図しない息漏れが生じて、結果的にビビリ音が
混じるようになります。
隙間の位置はカップの端の方であり、カップの直径をわずかに小さくすることでこの問題は解決出来ました。
「カップの中央付近」でなくても、「1カ所のスペース」であればコントロールしきれるのかもしれませんが。
この隙間を埋める実験も、やってみたいと思っています。

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「前歯の密閉度」:ぱつらさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月22日(金)17時38分11秒

「前歯の密閉度」の重要性については、非常に共感いたしました。
これが不十分な場合、シラブル(いわゆる口笛の舌)の変化を生かし切れませんでしたので

 ミューズ矯正歯科をご紹介いただきありがとうございます。お陰様で大変調子よくなりました。
 練習、息の使い方、腹筋、これらのトレーニングでは解決できなかった、長年の悩みが一挙に解決した思いです。
 
 隙間の多くあった時は、自然に上下に閉めて対応をしていましたが、「前歯の密閉度」が良くなって、以前よりもリラッ
クスすることが可能になりました。

 中川モデルの「スロートの小さいものは必要なかったのか?」とのご意見も多く聞かれますが、多くの日本人を拝見して
おりますと、「前歯の密閉度が良い」とは言い切れないと思います。

 アメリカのハイノートヒッター、ジョーファディスは前歯が大きく欠けています。
 その因果関係は定かではありませんが、スロートは#29(3.45mm)です。

 私もほぼ治療が終わりましたので、色々と気がついたことを報告させていただきます。

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いかに効率よく吹くか1 投稿者:ぱつら  投稿日: 3月23日(土)02時20分42秒

歯とラッパに関する、私の考え方について書かせていただきます。
至る所に素人考えがあることとは思いますが、実際に歯を削って感じたことをみなさんに伝えたいと思い、書いてみまし
た。
基本的に私の実験した内容は「歯の長さ」だけです。
実際にはいろいろな要素が絡み合っていて、事はそれほど単純ではないとは思っています。


いかに効率よく音を出すか。
私の考え方は以前にも書き込みしましたが、「上前歯と舌で絞られた息をアパーチャ部分に効率よく当てる」ことが出来れ
ば、楽に、つまり効率よく音が出せるようになると分析しております。
息の通り道の「下側の位置」は舌である程度のコントロールが出来ますが、「上側の位置」は上前歯の先端位置で決まって
しまいます。
アパーチャの位置は、極限状態では歯並びの影響を受けて、あるマウスピースではある位置にかならず落ち着くことになり
ます。

私の場合ですが、この最適条件を探っていくと、歯を削って短くする以外に解を見つけることが出来ませんでした。どこを
どうやっても、最後には音が出なくなる。つまり位置関係が保てないのです。

この位置関係、非常に重要と考えています。
歯並び、唇、マウスピース、楽器などなど、人によって様々な組み合わせが存在します。
そして少しでも楽に音を出すために、奏者は無意識のうちにこれらの最適な位置関係を探しだします。
楽器を上下左右に向けてみたり、マウスピースの位置を上下左右に振ってみたり、引っかけるようにセットしてみたり、唇
を巻いてみたり、すぼめてみたり、引いてみたり、気が付いたらマウスピースが数十本も手元にあったり・・・。

いろいろとトライしてみましたが、「道具」の言うとおりのセッティング以外はやはり出来ませんでした。もちろん短時間
であれば可能ですが、最終的にマウスピースは落ち着くところに落ち着きます。
歯をいじらなくても現状手に入る道具(マウスピース等)で良好な位置関係が得られるのであれば、それは実に幸せなこと
だと思います。
(楽に吹けている方、プロになれるような方は、この位置関係を常にうまい具合に保つことが出来ている、と考えていま
す。逆に言うと、こんな事知る必要も考える必要もない。誤解を恐れずに言えば、これらについて知ることも無いし、知る
事が出来ないので理解されることも無い。根性さえあれば上手くなれる。非難しているわけではなく、それが事実というこ
と。)

この位置関係は、単純に上前歯の先端と上唇の先端とが合ったところではないようです。
個人個人で違うのではないかと思っています。(オーバージェット、オーバーバイトの量によって変わるのではないかと思
っています。)

「唇周りの筋肉が弱いからアパーチャが広がる」的な話をよく聞きますが、半分本当でしょうが半分はウソだと思っていま
す。
度を超した場合には、筋肉で支えきることは不可能でしょう。
例えば、大音量で吹くときにはどうしてもプレスが増えます。両手で思いっきりマウスピースを唇に押しつけるわけです。
唇の筋肉を鍛えることで、両手分の力をはね返すことが出来るとは思えません。
骨格(歯)等の固定されたもので支えない限り、長時間は吹けない。
筋肉で位置関係を保つのではなく、そこにしか行かない唇に歯を合わせる。ばてた条件に合わせてやる。発想の原点は、こ
こでした。
小柄でひょろひょろな吹き始めて2,3年程度の女子中学生が、実に楽そうにハイトーンを出しまくっている光景を見たこ
とがありますが、どうひいき目に見ても体力だけではないことは明らかでしょう。
如何に効率よく吹くか、だと思います。

条件さえそろってしまえば、本当に楽に音が出る。
しかもばてても音が出る。
多少歯並びが悪くても、うまくこの条件が出せれば本当に楽に音が出る。

以上は、歯を削ってみた実験結果より、感じていることです。

「いかに効率よく吹くか2」に続く

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いかに効率よく吹くか2 投稿者:ぱつら  投稿日: 3月23日(土)02時23分32秒

私はブリティッシュスタイルのブラスバンドで、フリューゲルホルンを専門で吹いています。
楽器はBACHの183。マウスピースは17F4Nで、カップは可能な限り深く、スロートサイズは4.5mmに加工して
あります。スロートサイズがこのくらいになると、自分でかなりの抵抗を作ってやらないとまともには吹けません。
このマウスピースのリムは私にとても良く合いました。しかし、音色に不満があったため改造しました。


もっともっと練習時間の多くを、「音を出すための練習」ではなく、「音楽を練習する時間」に当てる事が出来ればよいの
に、と思います。
音が出ないから苦労します(ばてて音が出なくなっちゃう事も含みます)。方法を問わず、とにかく、とにかく音さえ出れ
ば、いろいろなことを練習することが出来ます。音が出ないことには、先に進めない。
中川モデルのマウスピースは、そういう意味では画期的だと思っています。


全国の金管楽器吹きの歯医者さんにお願いです。もっと歯についての情報をお願いします。
健康な歯を削ると言う行為は確かに決して良いことではないでしょうし、歯はラッパを吹くためにだけある物ではありませ
ん。
しかし、これだけ医学が発達した現在、歯の加工手段はいろいろな物が存在するのではないかと思います。
例えば、「ここまでならこういう加工が出来る。」、「このレベルであれば、すぐに元に戻すことが出来る。」などの情報は
ないでしょうか?
マウスピースを取り替えるほど簡単には出来ないでしょうが、体験する何らか方法があればと思います。
決して歯を削ることを推奨しているわけではありませんが、歯による変化を体験する事が出来れば理解が広まるし、救われる
人も出てくるのではないかと思っています。
アダプターも方法の一つですが、歯を短くした体験は無理ですよね・・・。
ミューズ矯正歯科の大原先生には本当に感謝しております。


歯に限らず、道具の重要性がもっともっと知れ渡ればと、本当に思います。

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唇の筋肉 投稿者:椎名  投稿日: 3月23日(土)11時15分41秒

まぁ正確には唇の周りの筋肉だと思いますが・・・。

>例えば、大音量で吹くときにはどうしてもプレスが増えます。両手で思いっきりマウスピースを唇に押しつけるわけです。
唇の筋肉を鍛えることで、両手分の力をはね返すことが出来るとは思えません。

大音量で吹くときに、大きく振動しようとする唇をプレスして支えるわけですけど、両手で思いっきりかどうかは唇の振動
の度合いによって調節しているのではないでしょうか。
大きく振動して広がろうとするアパチュアを唇の筋肉で支えきれない部分をプレスで補っている という感じがするのです
が。
もちろん、ぱつらさんのように科学的に調べたわけではありませんが、ご自分で吹いていてそう感じませんか?

>骨格(歯)等の固定されたもので支えない限り、長時間は吹けない。

筋肉が支えるものと歯が支えるものは同じではないような気がするのですが、いかがでしょう。
筋肉はあくまでもアパチュアの開き具合を調節しているのではないかと思うのです。
デッパな人が過度のプレスにより広がったアパチュアを、歯を短くすることで狭く出来るとは思えないのですが、、、。
デッパを治す というのならわかりますが。

ある程度のプレスでしたら、逆に唇が押しつぶされてアパチュアが狭くなったり、その緊張によって細かい振動が得られる
ようになったりしますよね。
でも、デッパの人の場合、ばててくるとマウスピースを支えている筋肉が弱まって、押し返す力がなくなってきて、唇が後
退し、アパチュアがどうしても開いてしまうと思います。
実際私は吹いていていそう感じています。
そうなると、押し付けたところで開いてしまったアパチュアをプレスによりつぶして緊張させても、鳴らすことはできない
と思います。
そこで歯が短かったとしても、アパチュアが開いている以上変わらないような気がするんです。

前歯はアパチュアを自然と調節していますよね。というより、唇が前歯に合わせてアパチュアを調節しているわけです。
となると、歯を短くすればそれに合わせて調節し、押し付けたときにアパチュアが開く度合いも同じになってしまうような
気がしますが、その辺はどうお考えですか?

上に続きます。

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唇の筋肉その2 投稿者:椎名  投稿日: 3月23日(土)11時19分04秒

ばててしまうのは、唇の筋肉の耐久力が少ないわけで、でもたしかに長時間吹いているととても筋肉で支えているとは思え
ないですね。
しかし、今耐久力が無いとのたまっている人が中川さんと同じだけのキャリアになっている、なおかつ日々の練習時間と方
法が同じ条件 ということでもない限り、「歯のせい」にするのはかなり怖いことだと思います。
もちろん、「歯のせいじゃないか」という思いがあるのに、なにもせずにそれだけの年数が経ってしまうのも怖いですが。

と申しますのも、私はアンブシャーを変えることで自分の弱点をある程度克服してきたからです。いや、みなさんそうじゃ
ないでしょうか。
カップに完全に収まらない唇を内側に巻き込むことで対処したり、あえてドライ奏法を選ぶことで唇の皮膚の部分と粘膜の
部分の境界線より皮膚側にリムが乗っている状態を持続させたりです(もちろんそのうちすべって出てきてしまいますが、
そしたらスキをみてセットしなおします)。

ぱつらさんの意見を否定しているわけではありませんので誤解の無い様御願いします。
ただ、歯の長さを調節することとで、唇の周りの筋肉がアパチュアを支えているという節を「半分ウソ」にしてしまうのは
ちょっと気が引けたので、書き込ませていただきました。

私の周りで、日々の練習時間が私よりもずっと少なくても(というより、練習していません。月に一度吹くだけです)私よ
りもずっと長く吹いてられる子がいます。
彼の歯並びは歯の粒は大きいものの、デッパではありませんし、唇も薄いと思います。
唇が薄いということは、筋肉からアパチュアまでの距離が短いわけで、粘膜の部分(赤い部分)がカップにも自然と収まっ
てしまうわけです。
デッパである人と垂直に歯が並んでいる人とでは、やはりアパチュアを支えようとする力も大分違うような気がしません
か?物理的に。

私はアンブシャーを変えてから日に日に耐久力が伸びているのを実感しますし、楽にふける音域も然りです。
以前のアンブシャーと比べると(以前はカップに唇が収まっていませんでした)倍以上耐久力が伸びました。

何が言いたいのかというと、中川先生ほど長いキャリアで毎日4時間以上練習してきている方と、今の若い「これから」と
いう人を同じ条件のもとで考えてしまう、もちろん中川先生やぱつらさんはそう思っていないでしょうが、若い人はそうで
はない気がします。
だって、本当に歯の長さが原因かどうかは、やはり長い経験をつんでみないとわからないわけで・・・。
ここのBBSを見た人が、歯の条件が悪いとうまくなれないと思ってしまえば、そう、「歯が長いとダメ」と思ってしまえ
ば、つい削ってしまうのではないかと私は恐れています。

ですから私は一応、反論してそれを緩和させようとおもっています・・・。
もちろん、根拠あってのことですが。

確かに、歯の長さは重要な要素だと思います。
そして、ばてたときの状態や、ハイトーンを大音量で吹くときの条件だというのもわかります。ただ、それは一体どれだけ
練習してきて、どれだけキャリアを積んできた次点で判断するのかがわからない以上、「唇の筋肉が弱いからアパチュアが
広がる」のを否定するのはちょっと・・・・と思いまして。

私の「意見」として捉えてくださるよう御願いします。
あまりキャリアも長くなく、素人レベルの私のような人間が書いても説得力は無いかもしれませんし、頭でっかちと言われ
るかもしれませんが、一つの意見として御願いします。

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はじめまして 投稿者:ペット吹き  投稿日: 3月23日(土)19時26分27秒

はじめまして。私はいま、高校でトランペットを吹いてます。楽器はバックの180MLSPです。
使用マウスピースは6Cです。いきなり質問ですが、トランペットの、最高音ってなにですか?

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最高音:ペット吹き さん 投稿者:Masumu  投稿日: 3月23日(土)20時31分53秒

はじめまして。
横からすいません。Masumuと申します。

 ラッパの音域ですが、際限は無いのでは無いでしょうか(笑)。とまあ、半分嘘ですが、半分正解とも言えます。要は、
唇がその音に必要な、振動数を得ていれば良いわけで、そのために唇の緊張度(硬さ等)を高めたり、息のスピードを速め
たりするわけです(実際の出し方は、この掲示板の過去ログを見たり、中川先生にアドバイスを受けてみてはどうでしょう
か?)。理論的には簡単ですが、実践するのは超大変!!
 出せる人は、チューニングB♭の3オクターブ上(トリプルハイB♭)くらいまで出せるのでは無いでしょうか。実際に
僕は聴いたことはありませんが・・・。

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唇の筋肉について 投稿者:ぱつら  投稿日: 3月24日(日)01時18分29秒

椎名さん、こんにちは。
レスポンス、ありがとうございます。

ばてたときにアパチュアが広がってしまうのには、理由があると考えています。
なぜか。
それは、アパーチャを開かないと音が出ないからなのです。

「???」と思われるかと思いますが、それが事実です。

上唇が出っ歯を上っていってアパーチャが開いてしまうのなら、あごを閉めて下唇が追いかければアパーチャは閉じます。
しかし、これでは音が出なくなってしまうので、アパーチャを開いて音を出そうとしているのです。
これは誰もが無意識のうちに行っていることです。

何とか音がでるように、無意識のうちに微調整を続ける。
その結果、アパーチャが開く。

ある道具を使った場合に、アパーチャは自然とある位置に決まります。
もうちょっと具体的に言うと、私の歯並びで17F4Nを使うと、アパーチャは上前歯先端部よりもわずかですが上に位置
するようです。正確な位置は、正直言って見えないのでわかりません。
(これは他のマウスピース使用時でも同じ傾向)

歯を短くした結果、アパーチャが開いてしまうことはなくなりました。
つまり、上唇が出っ歯を上っていったとき下唇で追いかけていっても音が出るようになりました。
逆に閉まりすぎてしまうくらい。
つまり、正直言ってちょっと短くしすぎたかなと感じています(^^;(参考までですが、削った量は何だかんだで1mm程度
だと思います。)
ちなみにこの間、唇のトレーニングは特に行っていません。

最低限の唇の筋肉は必要。だが、それ以上は不要。

以上は、私が歯を短くした実験結果より感じたことです。
事実はもしかしたら違うのかもしれません。
参考になれば、幸いです。

椎名さんのご心配、理解しているつもりです。
おっしゃるとおり、音の出ない原因が練習不足なのか、道具のせいなのかの判断が難しいです。
対策として、歯医者さんの力が借りられれば、と私は思っています。
どんな実験までだったら本当に可能なのか、知りたい。
出来ることなら、マウスピースを取り替えるように試すことが出来ればいいのに・・・。


最後にお決まりですが、歯を加工する方は自己責任でお願いいたします。
インターネットには様々な情報が氾濫しております。
多くの情報の中には当然ウソもあります。
情報の使用は、自己責任でお願いいたします。

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唇の筋肉:椎名さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 3月24日(日)01時29分22秒

耐久力が無いと、のたまっている人が・・・・。

 ひとつ穏やかにいきましょう。

 いろいろな人がいろいろな経験をし、それぞれの考えを発言するのが当BBSです。

 それぞれ、お互いに顔を見ないで意見を述べ合うわけですから、読み方、取り方は、人それぞれだと思います。

 偶然ですが、私も:ぱつらさんもアクシデントで歯を欠損しております。
 もちろんトランペット吹きにはマイナスと言ってもよいと思いますが「災い転じて福となる」の例え通り、「トランペッ
トを吹きやすいように直す」事が出来たわけです。
 
 「光ジュウゴウ」なるものが出来たのがここ10年、2人の通った歯科医が開業したのが今から3年前です。「医学の進歩の
おかげ」と言っても良いと思います。

 一昔前なら元の歯を大きく削り「セラミックを入れる」か、「私のように金歯をかぶせるしか方法が無かった」というこ
とになります。

 昔の治療法から考えると「光ジュウゴウ」は、歯を欠損したトランペット吹きにとって「夢のような治療法」と言っても
良いと思います。

 そのような経験から「トランペットを吹くには、前歯が短い方が有利」の発言ですので、「なるほど、そのような事もあ
るのか」と受け止めていただければと思います。

 健康な歯をお持ちの方が「歯を削る」など簡単に考えると、大けがをすることになります。

 削ってみて初めて気がつくことですが、前歯は微妙に奥歯とバランスがとれているものです。
 「前歯を削るということは奥歯も削らなくてはいけない」ということになります。

 というわけで、歯を削る時は「よほどの覚悟」が必要です。
 イージーに自分で削ったりしないように。

 どうしてもという時は、必ず「よく事情がわかっている歯科医」と相談の上で治療をしてください。

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中川先生、ぱつらさんへ 投稿者:椎名  投稿日: 3月24日(日)02時12分12秒

「今耐久力が無いとのたまっている人」

すいません、これは私は特定の人間を指して書いたつもりはまったくありません。
誤解を招くような書き方をしてしまって申し訳なく思います。

また、誤解されてぱつらさんや中川先生、他の方々が気分を悪くされているようならお許しください。
「のたまっている」という言葉は間違いでした。

「人」も、「方々」と書くべきでした。

「現在練習に励んでいて自分には特別に耐久力が無い、先行き不安と感じている方々」と書くべきでした。
先生のご指摘で気づきました。
決して喧嘩を売るつもりもありませんし、言いくるめようとしているわけでもありませんので、ご了承ください。

中川先生のおっしゃるとおり、言葉だけの世界ですから細心の注意を払って書き込まなければなりませんが、私もまだ未熟
ゆえ、お許しください。

また、ぱつらさんがどのような考えでいるかもよくわかりました。
「歯を削る」ということそのものに関しては最初から、否定するつもりはまったくありませんでしたので、ご理解くださ
い。

尚、先の発言にもあるように、私はただ私のような人たちが安易に捉えてしまうのを恐れていただけですので、こうして中
川先生自身によって注意を呼びかけていただけたことで気はおさまりました。

滑稽に見えるかもしれませんが、ラッパに悩む気持ちは痛いほどわかりますし、また慎重に弱点と向き合い、とにかく身体
を大切にして欲しいという思いからの発言のつもりでした。

そこらへんのラッパ吹きが、「歯は短い方がいいよ」というのと、中川先生のようなプロフェッショナルでこれだけ活躍さ
れている方が同じことを言うのとでは影響力が全然違うと思うのです。
ですから、もし中川先生のファンの方がこれを聴けば、まるで「神の声」のように捉えてしまうのではないかと思うわけで
す。

>いろいろな人がいろいろな経験をし、それぞれの考えを発言するのが当BBSです。

私も理解しているつもりでいます。
また、「いろいろ」の人の中にはもしかしたら小学生から入っているかもしれません。
こんな時代ですから。

ですから、できれば身体をいじることに関してはマウスピースや楽器のようにはいかないので、特に注意を呼びかけて欲し
い と思いました。

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歯科の治療・・。 投稿者:ワイルド  投稿日: 3月24日(日)10時53分02秒

みなさん、こんにちは。
以前にも出ました、タヌキーです。

えっと・・、拝見していまして「歯科の情報」・・という言葉が出てきていますのでそれをちょっと・・。。

>「光ジュウゴウ」なるものが出来たのがここ10年、・・・
と中川先生がお話しておられますが、そうですね、これは私たちにとっても患者さんにとっても、とても便利な治療法の一
つだと思います。
ちゃんと表現すれば「光重合」と書きます。(光重合法による複合レジンによる充填法)という意味です

これのおかげで虫歯の穴を埋めるにしても、歯の欠けた部分を治すのにしても、以前と比べると
ずいぶんとやりやすくなりました。
重合・・というのはごく簡単にいってしまえば「何らかの作用によって素材、材料を固めてしまう」ということですが、光
重合というのは文字通り「光り」を利用(照射)して治療用材料である
「レジン」を固めてしまう・・という方法です。
虫歯の穴を埋めるにせよ、欠けたところを盛り付けるにせよ、希望する「形態」を上手く整えて
その状態でピタッと固めてしまえば一番いいのですが、材料を取り扱っている間に「固まってしま
っては、とっても困る分けです。
そこで、一番いい形にレジンを盛った時に、最良のタイミングでソレッ・・と強力な「光」を照射
する事によってそのまま硬化させてしまうという方法なのですよ。

昔は、ペースト状の2種類のレジン素材を練り合わせて、練りあがったものを小さなヘラですくって、それを利用する・・
という方法が長く用いられてました。
つまり「化学重合」させていたのです。
混ぜ合わせた時点から、硬化(重合)反応が始まるので、上手に詰めたり、盛ったりするのにかなり微妙なタイミングが必
要だったのですが、光による重合法が開発されてその心配は解消されたんです。

この材料を使う時、通常の治療であれば歯の表面・・(レジンを埋め込んだり、盛り付けたりする
部分)・・に対して事前に「酸処理」を行い接着性を高めます。
逆に言えば、ちょっと試しにどんな具合になるかな・・というようなときにはあえて「酸処理」を
せずにそのまま詰めてしまえば、結果具合の悪かった時には簡単に取り除いて、もとの状態に戻せ
ます。
特に、前歯などの審美性を重視するような治療の時には、レジンの「色」や「形」などを最終決定
する前に患者さんと相談したり出来るわけですよね。

こういう利便性がありますので、今回中川先生もそのレジンの特製を十分に利用して希望の結果を
得られる事ができたのだと思います。

また、「歯の先端」がちょっと欠けたかな?、あるいは「・・おお〜っ、ちょい削りすぎたカナ」
というような場合でも、1mmやそこいらならこのレジンを利用して以前の状態に戻す事も可能だと思います。

レジン以外にも、前歯の表面の形態を改修するために「ラミネート・ベニア」法というのもあります。
また、皆さんが仰られるところの「差し歯」・・というのもよく話題に上って来ますが、長く
なりますので、今回はこのへんで失礼致します。

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光重合 投稿者:ぱつら  投稿日: 3月29日(金)17時06分39秒

ワイルドタヌキーさん、こんにちは。
メールではいろいろとアドバイスいただきまして、ありがとうございました。
歯の情報、今後も聞かせていただければと思います。


私は実際に光重合なる物を使って、上前歯の欠けを直しました。
使用感などを書かせていただきます。

・加工に掛かった時間
欠けた歯の修理にかかった時間ですが、下地処理、盛りつけ、硬化、整形(かみ合わせ含む)など全行程で、10分程度だ
ったと思います。
加工前の打ち合わせや口腔内の下調べに30分程度、出来上がり後に実際にラッパを吹きながらの調整が30分程度。合計
で1時間くらいでした。

・仕上がり(見てくれについて)
非常にきれいに仕上がり、境目などは全く解りません。
鏡で見たり、人に見てもらったりしましたが、「場所はここ」と説明しても全く解らないくらい。(かなり上手く色合わせ
をしていただいたのだと思います。)
1年半以上経ちますが、色が変わったり段差が出てきたりと言うことはありませんでした。

・硬さについて
かなり硬いですが、私の歯のエナメル質よりは柔らかい感じがしました(ヤスリで削ったとき、そう感じた。付け足した部
分の方が容易に削れた感じ。)。
と言っても、正常な歯と同様にかなりの労力を使わないと削れませんでしたが・・・。
歯医者さんが通常の治療に使っている物ですので、必要十分な硬さはあるのだろうと思います。

・耐久性について
「上手くいけば一生保ちますが、取れてしまうかもしれない。」と言われました。
取れた時のことを考えて、歯型を取っておいた方が良いとのこと。
実際には手作業により仕上げますので、歯型がとってあっても厳密には全く同じには戻せないと思います。
しかし、人間の対応能力を考えると、それほど神経質にならないでも(寸分狂わず元に戻らなくても)大丈夫かなと思って
います。
私も実際に歯を削るごとに音を出して調整してきましたが、人間器用な物でその道具に合わせた吹き方がすぐに出来るよう
になりました。
もちろん「すぐに本番OK」と言うレベルにはなりませんが、イメージとしては「違うマウスピースを試した」感じです。
(変更の程度にもよりますが・・・。)
慣れは必要だと思います。


加工する場合には納得のいくまで歯医者さんと話をすることをお勧めいたします。歯医者さんの方でもアドバイスはいただ
けると思いますが、最終的に仕様を決めるのはご自身です。(カスタムマウスピースの発注と同じです。)
納得できないのであれば、手をつけるべきではないでしょう。あくまでも自己責任でやるべきだと思います。
管楽器奏者に好意的な歯医者さんが、何かのトラブルが元で管楽器奏者のための治療をやめてしまうようなことがあれば、
それは悲しいことだとおもいますので。
(もちろん疑いようのないような瑕疵があれば別でしょうけれど。)


決まり文句ではございますが、以上は私が実際に使ってみて感じたことであり、別の方が行った場合には違うように感じる
こともあるかもしれません。
情報の利用は自己責任でお願いいたします。

以上、参考になれば幸いです。