ありがとうございます! 投稿者:キタキツネ  投稿日: 2月 1日(土)17時10分55秒

私自身16B4NC&Jをとっても気に入っているので、このまま使い続けていこうと思います。Masumuさん、Jsclubさん、アドバ イス&お心遣いありがとうございます♪ ズーラシアンブラスのCDも思わず注文してしまいました。今から楽しみです。

---------------------------------------------------------------------

17B4Nにえぐりを:タイガース 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月 5日(水)05時40分48秒

メールより転送

 以前のメールで(2002年の4月頃だったと思います)中川モデルマウスピースのえぐりについての質問をさせていた だきました。

 「17B4Nにえぐりをいれたものを試したい」、ということで、ヤマハ銀座店に相談したところ、どの位えぐりをいれるの か?という問いに専門的な単位やどのように加工してもらうのか答えられず、中川先生にご相談をした次第です。

 現在使用の楽器はヤマハ「ニューゼノ」イエローブラス、ラッカーでマウスピースは17B4Nのスロート28をメインに使って います。 (スロート27・26加工したものもヤマハ銀座店で購入しました)

 現在、教員をやっていますが、練習は夜に1時間程度。中川モデルのマウスピースで今まで振動しなかった部分が振動 し、出なかった音が出てきて(まだまだ使える音ではないですが)一応Hi Fなどが出る (曲で使えるという音ではありませんが)ようになりました。

 しかし、悩みがあります。  というのは、トランペットで一番「パァン」と鳴らしたいHi BやHi Cの音域で唇の振動がちょうど止まるようで(鳴ると きももちろんあります)。

 非常に悔しい思いをしているのです。  しかも、練習を続ければ続けるほど、その状態は顕著で、せっかく中川モデルで振動しだした唇がその音域で振動しな い。  もしくは、しにくい状態になるのは本当に悔しいです。

 もうちょっとなのに、と日々練習もしている毎日なのですがアドバイスを頂ければと思い再びメールをさせて頂いていま す。

 私なりに考えて、練習を続けていて唇の状態が少し堅くなるような感じの時、  (体調などもあまりよくない時)に無理に押しつけるような奏法をしている時には、やはり振動が止まってしまっている 気がします。

 そこで、もっと息が入るようなマウスピースで解決をしようと、スロートサイズを27・26としてみたりしました。  が、根本的な解決にはつながっていない感じがします。  やはり、フォルティッシモでHi BやHi Cを吹こうとしたときに唇がカップの中にさわっている感じがあり、振動が止まっ ているような気がします。

ので、解決策として「現在使用サイズと同じ17B4Nスロート28のマウスピースにすこしえぐりをいれる」か「奏者の歯を削 る」のが解決策として思いつく限りです。

 歯を削るのは、中川先生のホームページでも紹介されていますが、私自身の歯も前歯が少し出ていていわゆる「日本人 的」な歯だと思います。  ラッパが少しでも鳴るなら、歯も削ることはいとわないのですが、実は3月の2日に、ブルース・ブラザーズ・バンドの コピーバンドをやる事になっていまして、ブルブラの曲の他、アース・ウインド・アンド・ファイア、そしてチェイスの 「Get it on」(どうしましょう)をホーンセクションで吹くことになっています。

 せっかくの演奏の機会ですから、今のラッパの悩みを解決して、楽しく音楽も出来たらと思っておりますので、何かアド バイスいただけたらありがたいです。  ちなみにそのバンドでフリューゲルも吹けるようなので、中川モデルの17のフリューゲルのマウスピースも最近購入しま した。

 以前も申し上げました通り、吹奏楽の指導にも関わっており先生のご指導が大変役立っております。  また、うちの中学校のトランペットの1人は中川モデルを演奏させているところです。

 何とぞよろしくお願いいたします。

---------------------------------------------------------------------

17B4Nにえぐりを:タイガースさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月 5日(水)06時02分32秒

>「17B4Nにえぐりをいれたものを試したい」

 まず、こちらの方は、我が家に一本残っていますので、二、三日中に到着する様に、宅急便でお送り致します。  (詳細等はメールでお知らせします)

>トランペットで一番「パァン」と鳴らしたいHi BやHi Cの音域で唇の振動がちょうど止まるようで(鳴るときももちろん あります)。 >非常に悔しい思いをしているのです。

 着脱式の「のべ座」が6,000円前後で発売されていると思います。  もしかしたら無駄になるかも知れませんが、一度試してみて下さい。

 >ラッパが少しでも鳴るなら、歯も削ることはいとわないのですが・・・・・。

 もう少し道具をテストしてからでも、遅くないと思います。

---------------------------------------------------------------------

着脱式のバックボアー、完成 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月 5日(水)08時11分04秒

 近況報告: 中川モデル考

 私を含め、皆さんも、色々なメーカーのマウスピースを、お持ちだと思います。

 少なくとも、私(中川)に義理立てして(言い回しはおかしいですが)中川モデルをお使いの方は皆無だと考えていま す。    私が、ここでどの様に偉そうな事を言ったとしても、他によいモノが有れば、無条件でそちらに「鞍替え」する事とと思 います。

 多分、中川モデルをお使いの方は、少なくとも「少々不満はあるが、取りあえず、中川モデルより良いモノ(使えるモ ノ)がない」  この事はもちろん、私を含めても、言える事です。

 又、中川モデルの出現により、スロートを含め、各部「道具の条件による上達の違い、大切さ、日本人に必要な道具」 等も、少しずつ理解され始めています。

 と言う訳で、より効率よく音の出る「マウスピース研究」を今後とも続けるつもりです。

 つい、最近では「18B4」に中川モデルのバックボアーを取り付けて、テストしてみましたが、結果は「NG」でした。  ならばと、「18B4」のリムを「17B4N」に取り付けてみましたが、こちらも「NG」    現在、リムが大きくて「音の出せる可能な限り浅く」に、着手しております。  「浅くすれば高い音が出る」事は分かっていますが、「中低音が安定して出せる、しかも高い音もヒットする」が一番難 しいところです。

 (かなり、良い手応えです)夏までには完成、発売にこぎ着けると思います。

  着脱式のバックボアー、完成 入荷済み  近日中に発売いたします。

 このカップで試してみたい(例えばバック1-1/2C 7C)等、御座いましたら、リクエストしてみて下さい。

 クリニックまでに、出来るだけ多くの、テスト用カップを、取り揃えてみたいと考えています。 

---------------------------------------------------------------------

お言葉に甘えましてリクエストさせていただきます 投稿者:Masumu  投稿日: 2月 5日(水)11時25分30秒

中川先生、こんにちは。

下記に、

つい、最近では「18B4」に中川モデルのバックボアーを取り付けて、テストしてみましたが、結果は「NG」でした。なら ばと、「18B4」のリムを「17B4N」に取り付けてみましたが、こちらも「NG」

とありますが、18B4ではなく18C4ですよね?

新モデルの完成、待ち遠しいです。頑張って下さい。

では、本題に入ります。 クリニック用のテストマウスピース、お言葉に甘えましてリクエストさせていただきます。 現在、ベストブラスから出ている、 ・久保義一TRUMPET ・大倉滋夫TRUMPET 各モデルマウスピースのリムを試していただきたいです。 両マウスピースとも日本人が使っているだけあって、かなり日本人向けのリム型といえそうです。一度、中川先生にも試し てもらいたいです。特に久保義一モデルの方は、新中川モデルの参考になるのでは?と勝手ながらも思っています。

久保義一モデルは、リム内径17.796mm、スロート径3.73mm(#26)、スロートやや長めで、吹いた感じ(現行で売っている色々 なメーカーのマウスピースに比べ)中川モデルに近いかなぁ、と感じました。

大倉滋夫モデルは、本人がかなりの出っ歯(というと本人に失礼ですが)なので、マウスピースにも「えぐり」等の工夫が されているのではないでしょうか?

テストの方、宜しくお願い致します。

---------------------------------------------------------------------

金属の違い 投稿者:椎名  投稿日: 2月 5日(水)16時05分28秒

いつもお世話になってます、椎名です。

次回のクリニックには、できるだけ時間を作り参加できるようにしたいと思っています。

さて、私もリクエストさせていただきたいのですが、実はヤマハの16C4のリムがとても気に入っていますので、それとは 別に、マウスピースの素材そのものについて意見をさせていただきたく思います。

今までに、中川先生の研究の中で、マウスピースに使われる金属の丸棒そのものについてはどのような見解をされてきたで しょうか。 というのも、今日さまざまな分野での研究が進み、「焼き鈍し」など、金属の性質そのものを変化させる技術が発展してき たように思います。

例をあげるならば、クリフォード・ブラックバーンの制作するマウスピースなどは、焼き鈍しにより「抵抗」がつき、吹奏 感だけでなく鳴りや音にも変化が現れるようです。 似たようなことをラスキーやジャルディネリでも行っているようです。

また、アトリエ・モモさんでも音響処理という工程を取り入れているようです。

私も某楽器店よりバックのマウスピースの焼き鈍しをお願いしましたが、抵抗・鳴りが驚くほど代わり、ニューヨーク、マ ウントバーノン時代のバックのマウスピースに近い吹奏感が得られました。この時代のバックマウスピースの金属は、非常 にやわらかい素材を使っていると聞きます。

また、楽器本体同様、経年により分子構造に変化が起こり、音や吹奏感が変わっていくことも明らかになっています。

もし、スロートやバックボアだけでなく、これらの金属の材質そのものにも着眼し、掘り下げていくことにより、さらにす ばらしいマウスピースが生まれるかもしれません。

こんなことを言ってよいのかわかりませんが、誤解を恐れずあくまでも個人的な感想としてハッキリ申し上げますと、ヤマ ハさんのマウスピースはリムやカップの形状は非常に良く出来ており、吹きやすいのですが、音に厚みが感じられず、また 密度感にも乏しく倍音の凝縮された音の束を感じることができません。 これは、ラッパを吹いていない方に聞き分けてもらおうとしてもなかなか気付いてもらえませんが、頭で分別できなくても 耳には感じているのではないかと考えております。

私がずっと思っていたことは、ヤマハさん以外のメーカーの金属を使った、中川モデルの完成です。 ヤマハさんには、できればマウスピースに使用する金属の材質の変更・改良を検討していただきたいとまで思っておりま す。

もしこれらのことが可能になれば、中川先生のおっしゃる「少々不満はあるが、取りあえず、中川モデルより良いモノ(使え るモノ)がない」と思う方が減ることにつながるのではないかと思います。

物事には順序や段階があることは承知しておりますので、今後の課題の一つとしてご検討頂ければ幸いです。

あくまでも、私自身の好みの問題であり、多くある意見のひとつとして捉えていただければと思います。

失礼しました。

---------------------------------------------------------------------

着脱式バックボア 投稿者:のぶや  投稿日: 2月 5日(水)20時33分40秒

>着脱式のバックボアー、完成 入荷済み  近日中に発売いたします。 期待しております。私はバックのNO1(数字のみ)で試してみたいと思っております。

---------------------------------------------------------------------

金属の材質:椎名さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月 9日(日)05時02分52秒

>バックのマウスピースの焼き鈍しをお願いしましたが、抵抗・鳴りが驚くほど代わり、ニューヨーク、マウントバーノン 時代のバックのマウスピースに近い吹奏感が得られました。 >この時代のバックマウスピースの金属は、非常にやわらかい素材を使っていると聞きます。

 私自身、「金属の材質」をテストせずにお答えするのは、少々気が重いです。 が、実際のところ、、「ウーン」・・・・・・。   極端な話し、プラスチックでマウスピースを作ると、真鍮とは確かに鳴りは違います。

 「ニューヨーク、マウントバーノン時代」この「神話」の様な話し、どうなんでしょう。  どうも「無い物ねだり」に見えて仕様が有りません。

 私も数本、「ニューヨーク、マウントバーノン時代」のウスピースを所持しておりますが、「カップ・スロート」が合わ なければ、どう工夫をしても「鳴らないモノは鳴らない」これが私の結論です。

 過去に、ヤマハアトリエの強力なガスバーナーで、2、3本マウスピースを焼き鈍したことも有りますが、やはり、「鳴 らないモノは鳴らない」経験も有ります。

 と、言っても「マウスピースの重量」これは、「非常に重要」これは確かです。  例えば「マルキンウイッツ」のマウスピースの様に、マウスピース外側のデザインを、「タイト」にすると、私は、大き な音が出なくなります。

 小さなスロートを勧めておいて申し訳ありませんが、現在中川モデルスロート、サイズ「♯24=3.86mm」で、最近の悩 みが解決しております。

 わずか「0.06mm」の「スロート・サイズ」の効果の方が、「幻のニューヨーク、マウントバーノン金属の材質」よりは、 数十倍の効果が、あるのではないでしょうか?

 「着脱式バックボア利用法」ですが、ここらでも顕著に同じカップで「スロート・サイズ」テストが出来ます。

 多分、今までは、「カップスロート一体型」マウスピースが合わなかった場合、マウスピースを交換すると、カップが悪 いのか、スロートサイズが合わないのか、スロート形状、同じ型番での微妙なリム形状の違い等。

 鳴らない原因が、何がなんだか分からなくなる「ドツボ」にはまる「悪循環」。 で、無駄な練習に時間を費やし、腹筋を鍛えたり、息のスピードを上げたり、マウスピースの当てる位置を変えたり、はた また歯を削って、取り返しの付かない結果を招いていたと思います。 

 スロートサイズ、スロートの形状の変化で、使えないと思ったマウスピースが、仕え始めたり、「カップスロート一体 型」しか入手出来なかった、現在までとは、考え方が大きく違ってくると思います。

 最近、この様な使い方もしています。  吹き始めの唇の堅い時、1サイズ大きな「#23=3.91mm」で、息の通りをよくしておき、唇が柔らかくなって「#24」に 戻し、「アップ時間の短縮」を計る。

 近日中に、実験してお見せしますので、ご期待下さい。  私自身も「あまりの変化」にビックリしています。

---------------------------------------------------------------------

横から失礼します 投稿者:Masumu  投稿日: 2月 9日(日)17時53分36秒

金属の材質についての議論、見させていただいて、少々(というか、かなり)疑問が生じました。横から意見させていただ きます。

---------- 中川先生:「ニューヨーク、マウントバーノン時代」この「神話」の様な話し、どうなんでしょう。

椎名さん:楽器本体同様、経年により分子構造に変化が起こり、音や吹奏感が変わっていくことも明らかになっています。 ----------

以下、アトリエモモさんのHPからの引用となります。 --- 管楽器の材料は銅合金の真鍮(非鉄金属)が使用されています。 大きく分類して、銅70%+亜鉛30%はイエローブラス、銅85%+亜鉛15%でゴールドブラスと分類されています。

これらの真鍮板材の金属結晶粒の大きさは各社多少違いますが、約50ミクロン前後となっています。 この板材を鍛え加工硬化をおこない、この後に当社独自の研究である音響処理施することで「音に最も良い金属の状態」を つくります。

金属結晶粒は鍛えれば小さくなり熱を加えると大きくなります。 今までの研究と経験の中からいろいろな組み合わせを行い、吹奏感、音質に最適な状態を創り上げる事が出来ました。 ---  椎名さんも、おっしゃられているとおり、現在、音は金属の分子構造によっても変化することが、わかっています。パイ パーズなどで、亀山さんが金属の結晶について論ぜられていたのも記憶に新しいことと思います。ヤマハさんも、xeno トランペットには金属の分子レヴェルまで踏み込んである(とカタログ上では)書いてあります。ボブ・マローンも焼き鈍 し加工したマウスピースを販売していますね。  今、日本では、「やっと」日本人向けマウスピースとは何たるか、について着目し始めました。しかし、金管先進諸国 (言い回しは変ですけど)では、その2歩も3歩も先を進んでいます。海外のメーカー各社は、とっくにそういった金属の 分子レヴェルまで踏み込んで研究を進めています。

---------- 中川先生:過去に、ヤマハアトリエの強力なガスバーナーで、2、3本マウスピースを焼き鈍したことも有りますが、やは り、「鳴らないモノは鳴らない」経験も有ります。

中川先生:私も数本、「ニューヨーク、マウントバーノン時代」のウスピースを所持しておりますが、「カップ・スロー ト」が合わなければ、どう工夫をしても「鳴らないモノは鳴らない」これが私の結論です。 ---------- 「鳴らないモノは鳴らない」  これは、僕もよく理解しています。しかし、椎名さんがおっしゃっているのは、「鳴らないモノは鳴らない」ということ を踏まえた上で、それならば現時点で鳴るマウスピース(中川モデル)で試してみてはどうか、ということを提案なさ っているのだと思います。  それから、焼き鈍し加工・その他の加工は、非常に度合いが難しいと聞きます。ヤマハアトリエの強力なバーナー(?) で2,3度やられただけでは答えは出ないと思います。ヤマハアトリエの技術者が、金属の分子構造まで徹底的に研究なさ っていて、その上でやったことならば仕方がありませんが。

 椎名さんも、物事には順序や段階があることは承知しておりますので、今後の課題の一つとしてご検討頂ければ幸いで す。と、おっしゃっています。今回の金属の材質についての議論、中川先生らしくないです。今までトランペットの研究に 多大な時間を捧げてきた方が、今までトランペットに関わる噂・迷信について全て試されてきた方が、このような姿勢とい うのは、少々残念です。現在の中川モデルについて「良いんだけど今一つ何か足りない・かゆいところに手が届かない」と 感じている方が実際にいるのも事実です。マウスピースは妥協の塊というのが定説ですが、今回の件、椎名さんは「まだま だ中川モデルは良くすることができるのではないか?」と考え意見したのだと思います。

本当に失礼なことばかり言って、申し訳ありません。 僕は、中川先生から直接、色々なお話を聞いたりして、先生がトランペット(というか日本のこれからの金管奏者の為) に、とても熱意を持っていらっしゃるのを感じましたので・・・。

生意気言って本当にすいませんでした。

---------------------------------------------------------------------

金属の材質2 投稿者:椎名  投稿日: 2月 9日(日)19時33分46秒

Masumuさんが代弁してくださったので何も言うことはないのですが・・・(笑)。

もうすこし掘り下げてみますと、よくヤマハの楽器の音色が「物足りない」と言われる原因に、「自然倍音の究極バラン ス」を求めてが故というのがあると考えています。 このことは、もちろんヤマハさんもわかっていることですから、音程を崩さずにより魅力的な肉付きのある音色を求めて、 材質などにこだわっていることと思います。 音色というのは言うまでもなくどんな倍音が含まれているかで変わってくるのですが、音程が悪いで有名な「ケノン」は、 音程の悪さゆえ、つまり自然倍音のバランス悪さゆえ魅力のある音に聴こえているというのは一理あると思います。 もちろんそれだけでなく、金属の材質やそこに含まれる不純物も関係しているとのことです。

ワタシが勝手に考えていることですが、楽器はリードパイプの開き具合・長さとベルの長さ・開き具合などが音程バランス に直接的に関わっていると思いますが、マウスピースはその関係が構造上存在しないので金属結晶粒の大きさが良い音程で ムラなく鳴るのと非常に密接に関わっているのではないかと。

ヤマハのマウスピースでバックを吹くと、割りとどの音域でもムラなくなるような気がします。 しかし、バックのマウスピースで吹くと、音域によっては引っ込んでしまう、鳴りにくい音が出てくるように感じていま す。 しかし、音色はバックの方がはるかに密度感もあり、存在感のある音だと思います。

暖かい音、暗い音にする要素も、高倍音が出にくくして暖かい音に感じさせたり、音が前へ張り出さないようにして(やわ らかい金属を使ったり)音をよどませることで暖かい音にしたりだとか、やはり金属の材質は音色にかなり関係してくると 考えざるを得ない気がします。

それによって、たとえば質量が同じでも、材質が違うために鳴らなくなったり鳴るようになったりすることもあるのではな いでしょうか。

---------------------------------------------------------------------

続・金属の材質2 投稿者:椎名  投稿日: 2月 9日(日)19時34分13秒

また、楽器とマウスピースの重量バランスも考えられますよね。 たとえば、マルシンキウィッツのマウスピースの方が鳴る楽器、モネくらいの重量でないと鳴らない楽器、最適な重量バラ ンスよりもマウスピースをやや軽めにすることでモニターしやすくしたり、重めにすることで遠鳴りさせたり・・・。

考えられることはたくさんあるので、是非こちらの方面にも取り組んでいただきたく思います。

ちなみに、ニューヨーク・マウントバーノン時代のマウスピースや、オールドハイム、オールドベンジなどヴィンテージ物 として高く売買されているものもワタシはいくつか試しましたが、やはり現行のものよりも魅力的な音がすると感じまし た。 これは好みの問題が大きいのですが、確かに「違う」と思います。 抵抗も強めで(鳴らない抵抗ではなく、鳴る抵抗といいましょうか・・・)、非常に吹きやすく感じたりしました。

製造工程や材質に違いが出れば、当然のことと思います。 また、マウスピースとしてこの世に誕生してからの経年や使用頻度も違うわけですので。

中川先生は非常に多くのマウスピースを試されてきた事と思いますが、是非数本試していただきたいものがあります。 たとえば、バックのカスタム工場で作られたマウスピース、またはジャルディネリで熱処理を施したバックのマウスピース と現在市販されている同サイズのバックのマウスピースの違い。 旧刻印のバックのマウスピースと現行のバックのマウスピースの違い。 旧刻印のジャルディネリと現在のジャルディネリの違い。

バックボアやカップ・リムの形状にもやや誤差はありますが、それが金属の違いなのかどうかはきっとご判断していただけ ると思います。

持論ですが、バックボアやスロート・リム・カップをいじれば吹きやすさが変わったり、楽器の鳴り方が変わりますが、基 本的な音色そのものは一切変わらないと考えています。

楽器についても、バックに中川先生流のチューニングを施したものと、ヤマハの中川モデルとは全く音色が違うはずなの で・・・。

サッチモはすばらしい音色が、レコードを通してでも伝わってきますが、サッチモの技術がその音色を形成する70パーセ ントを占めていたとしても、のこり30パーセントは楽器の違いと思っています。 プロは何吹いても見事に鳴らしきりますが、聴いているほうでも違いがはっきりわかるほど、吹く楽器によって音楽の表情 が変わっているように思います。 これって、「音楽」をする上でとてもとても重要なことなのではないでしょうか。 極端な話、ウィントンマルサリスがバックでレコーディングしたCDと、モネでレコーディングしたものとは音色がまるで 違うと思います。(個人的にはバック時代の方がモネのように重苦しくなくてラッパらしいようで好きです!(笑))

しかし、ただの一般人はベラベラえらそうなことばかりホントに失礼なお話ですよね!(苦笑) 中川先生は、とても了見の広い、間口の広い方だと存じておりますので、ボクもMasumuさんもついつい自分の思っているこ とをストレートに書き込んでしまいます。 私も未熟者ゆえ、気に障るような言い回しにもなっているかと思いますが、お許しください。 むしろ、プロの方はプロに対して演奏するのではなく、一般人に対して演奏するわけですから、是非そんなど素人の一般人 の意見に耳を傾けていただければ幸いです。

失礼しました。

---------------------------------------------------------------------

訂正 投稿者:椎名  投稿日: 2月 9日(日)23時49分18秒

>自然倍音の究極バランス」を求めてが故というのがあると考えています。 求めてる「が」故

>しかし、ただの一般人はベラベラえらそうなことばかりホントに失礼な・・・ ただの一般人「が」ベラベラ

失礼しました。

---------------------------------------------------------------------

金属の材質:能力の限界 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月10日(月)02時07分00秒

 陶磁、焼き物等ですと、どこそこの土とか、あそこの土、等と素材に対する「選択の自由」が作者に可能ですが、これが 金属となると想像しただけでも、私の「能力の限界を超えた話し」となります。

「ニューヨーク・マウントバーノン時代」の材質が、仮に良いとしても、「銅70%+亜鉛30%、銅85%+亜鉛15%」等と分析 をし、「どこどこ鉱山の銅」等、私の「残りの人生」では、到底答えが出るとは思えません。

 >楽器はリードパイプの開き具合・長さとベルの長さ・開き具合などが音程バランスに直接的に関わっていると思います が、【?マウスピースはその関係が構造上存在しない?】ので金属結晶粒の大きさが良い音程でムラなく鳴るのと非常に密 接に関わっているのではないかと。「持論ですが、バックボアやスロート・リム・カップをいじれば吹きやすさが変わった り、楽器の鳴り方が変わりますが、 【?基本的な音色そのものは一切変わらない?】 と考えています。」

 「ウーン」私には「見解の相違」「机上の空論」に感じられてなりません。  中川モデルマウスピースの一番の特徴は、「えぐり、リムのエッジの柔らかさ、スロートの長さ、開き具合」

 確かに、ベルの材質ならばイエローブラス、レッドブラスで、吹奏感、音色、音の切れが大きく変わるのはよく分かりま す。

 マウスピースの場合は、材質の違いを「重量でカバー」出来ると考えていますが・・・・・。

 開き直るようですが、私自身、中川モデル以上のモノが有れば、いつでも素直に交換する積もりです。

---------------------------------------------------------------------

金属の材質3 投稿者:椎名  投稿日: 2月10日(月)13時15分11秒

いえいえ、中川先生の研究にケチつけているわけではないのです。 まして、中川先生の考えに反対しているわけでもないですし、中川モデルを否定もしていません。

>マウスピースはその関係が構造上存在しない モネットのマウスピースなどマウスピース自体の全長を短くすることで音程修正を計るものはありますが、ヤマハとバック は全長がほぼ同じなのでそう考えてみました。

>基本的な音色そのものは一切変わらない 楽器が吹きやすくなったり鳴らし方が変われば音色は変わりますが、金属の違いによる音色の違いというは別物のような気 がしてならないものでして。

中川モデルの設計を、ヤマハさん以外の、もしくはヤマハさんでもこれまでに使用しなかった材質のマウスピースに取り入 れてみてはいかがでしょう。 今の中川モデルをさらに良くする道が広がるのではないでしょうか。

---------------------------------------------------------------------

再度、横から失礼いたします 投稿者:Masumu  投稿日: 2月10日(月)16時26分30秒

またまた、横から水を差すようで申し訳ないのですが・・・。

----------  陶磁、焼き物等ですと、どこそこの土とか、あそこの土、等と素材に対する「選択の自由」が作者に可能ですが、これが 金属となると想像しただけでも、私の「能力の限界を超えた話し」となります。

 「ニューヨーク・マウントバーノン時代」の材質が、仮に良いとしても、「銅70%+亜鉛30%、銅85%+亜鉛15%」等と分 析をし、「どこどこ鉱山の銅」等、私の「残りの人生」では、到底答えが出るとは思えません。 ----------

確かに、僕もそう思います。 しかも、日本の真鍮は工業規格で銅と亜鉛の配分が決まっていると聞きます(真鍮と一口に言っても、イエローブラス・レ ッドブラスと各種類の真鍮によって配分が決まっており自由が利かない、という意味です。念のため。)。この話も確かな 話では無いので詳しいことは僕もよくわかりませんが、そういう話を聞いたことがあります。

---------- 椎名さん:中川モデルの設計を、ヤマハさん以外の、もしくはヤマハさんでもこれまでに使用しなかった材質のマウスピー スに取り入れてみてはいかがでしょう。今の中川モデルをさらに良くする道が広がるのではないでしょうか。 ---------- 椎名さんも、おっしゃられていますが、中川モデルの設計はそのままに、亀山さん・アトリエモモの河村さん・ベストブラ スの濱永さん・グローバルの拝堂さん等に頼んで、中川モデルをそのままコピーしてみるというのも、ひとつの手かもしれ ません。もしくは、中川モデルを熱処理するだけでも良いと思います。何か発見があるのではないでしょうか。机上の空論 で誠に申し訳ありませんが・・・。

僕自身も「中川モデルに熱処理」、実験してみようかと思います。 口ばかりでなく、自分でも実践してみないと、中川先生に申し訳ないので・・・。

それでは、失礼しました。

---------------------------------------------------------------------

着脱式バックボア 投稿者:のぶや  投稿日: 2月15日(土)00時45分32秒

BACH1の試奏を希望してるのぶやです。中川先生は17B4以上の口径のマウスピースの開発をお考えになっておられませんで しょうか。私は定年退職後TPを再開した初級者でゲッツェンで16C4Nと16B4HJを使用しております。クラシックとビッグバン ドに参加していますが最近BACHのNO1と中川バックボアとの組合せで好結果が出るのではないかと期待しております。私は小 さいマウスピースではすぐばててしまいまた浅いマウスピースでは音が途切れがちです。ですから大きくて深いマウスピース が自分にあっているのではないかと思っております。BACHのNO1はハイノートが出しにくいので中川モデルのバックボアで改 善できるのではないかと期待しております。また大きくて吹きやすい中川モデルの開発を期待しております。

---------------------------------------------------------------------

17B4以上の口径:のぶやさん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月15日(土)10時31分58秒

>17B4以上の口径、のマウスピースの開発をお考えになっておられませんでしょうか。

 「ヤマハ18C4」中川モデルバックボアーを試してみましたが、取りあえずはカップが深すぎ、又、えぐりが付きすぎている ため現在のところ、断念しています。  「バック1B」も試しましたが、逆にえぐりが少なく、これも断念。  目下模索中と言ったところ。

>最近BACHのNO1と中川バックボアとの組合せで好結果が出るのではないかと期待しております。

 中川バックボアーとの組み合わせは、大変おもしろいと思います。

 数日中に、子細に付きまして、発表したいと思っています。

---------------------------------------------------------------------

着脱式バックボア 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月16日(日)02時52分36秒

 中川バックボアーの効果・利用法

 ある程度、トランペットの経験を積むと、トランペット本体・マウスピースに「調子の善し悪しを預ける」と言うか「唇を 道具の条件に合わせる、合わせてしまう」  例えば、「これ以上吹き込むと音が出なくなる」等、本能的に、あるいは、無意識の中に、ブレーキをかけている場合があ ります。  具体的には、無意識のうちに、楽器を口から離してセッティングのやり直しをしたり、休んだり、今日は調子が悪いと諦め たり、「道具の条件」に気が付かない場合が多いものです。    本当の、「楽器を鳴らすための力を必要とする結果が出る」のは、本番のステージという事になります。  そういう訳で調子が悪いのは基本的には「自分が悪い」と思いこんでしまう事が多々あります。

 大体、そういう場合「マウスピースを替えたり、楽器をマイナーチェンジ等、どこかいじる」様になります。

 現在まで日本で入手できるマウスピース、パーピアンス、ジャルディネリ、ボブリーブスなどを除き、ヤマハ、バックのほ とんどが「クラシック向け」と言っても良いようです。 又、「パーピアンス、ボブリーブス」には、1−1/2Cの様な大きなマウスピース有りません。

 私の考えるマウスピースは、ある程度のリムの大きさ、大きさに合わせた深さ、カップの中で唇が自由に振動出来る空間、 その振動を楽器に伝えるスロート、バックボアー、これらの条件が必要になります。

 マウスピースを替えると、リムの形、カップの形状、等、同じメーカーでも又、見た目かなり同じように見えますが、スロ ート・バックボアー等、どこが良くて音が出るのか、どの部分が悪くて音が出しにくいのか、どの部分が自分に合わないの か、俗に言う「ドツボ」にはまります。

 カップを固定し、「スロートの大きさだけを替える」、これでかなり大きな影響が有り又、調子の悪い原因などが、カップ だったのかスロートだったのか判断材料となります。

 又、スロートを大きくできるのは、ある程度の「スロートの直線部分の長さ」が必要になってきます。  クラシックモデルの様な、スロートの直線部分の短いマウスピースのスロートを大きくすると、音が広がって、かえって出 しにくくなります。

 通常、マウスピースのスロート大きくするという事は、一歩間違えば、「マウスピースを使い物にならなくしてしまう」事 になります。

 今回の中川モデルバックボアーは、スクリューで「着脱可」にする事により、様々な条件でテストをする事が出来ます。  (コルネットのロングタイプに加工も可能)  (スロートを小さい【#28】のまま、追い込む事も可)    安心して、「限界までスロートを大きくしてみる」等、「調子の悪さの原因」を追求し、今後「手探りでマウスピースを買 いあさる必要が無くなる」事と思います。

 私も今回、スロートナンバー#23(3.91mm)まで大きくしてみました。が、その一つ下のスロートナンバー#24 (3.86mm)で、今まで、練習しても出来なかったパッセージ、テクニックが可能になりました。  ステージで自分の音が消える事もなくなり、絶好調と言っても良いようです。

 ヤマハの協力により、値段も「7,000円」と決定しました。

 「着脱式バックボア発表」クリニックでテストできるマウスピースカップ

 現在のところ、バック 1-1/2C 3C 7C 5B  中川モデルは全て。ヤマハ18C4 ボビーシューモデル、その他・・・・。 (ワーバートンとの互換性有り)  

 お問い合わせ п@03−3572−3134  http://www.yamaha-ginza.co.jp/

---------------------------------------------------------------------

中川モデルバックボア 投稿者:Masumu  投稿日: 2月16日(日)07時24分13秒

中川先生、こんにちは。

先日は、この掲示板にて、つい熱くなってしまい、無礼な発言が多々あったことを深くお詫び申し上げます。 中川先生は、とても寛容な心の方だと存じておりますので、僕もついつい自分の思っていることをストレートに書き込んでし まいます。やはり、物事には順序というものがありますので、金属の件につきましては保留ということで、中川先生の心のど こかに留めておいていただければ、と思います。僕自身も、現在、大学受験においては工学部金属学科系統を狙っています。 将来、科学的に中川モデルの効果を研究できたらなぁ、と日々努力しております。

では、本題に入ります。 中川モデルバックボアの発売おめでとうございます。 値段も良心的に7000円と決まったのですね。嬉しい限りです。 そこで、発売日はいつになるのでしょうか?決まっていたのならお教え願いたいです。

新中川モデルの開発及びクリニック開催、とても楽しみにしています。

---------------------------------------------------------------------

使用の楽器とマウスピース:reeeeさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月16日(日)23時33分15秒

 ご質問の際は必ず、ご使用の楽器とマウスピース、音楽のジャンル、楽器歴をご記入お願いします

---------------------------------------------------------------------

Kaoさん:メールより転載 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月17日(月)22時10分33秒

 >ヤマハ11C4−N 中川モデルというマウスピースを見つけたのですが市販の 11C4とは何が違うのでしょうか? お忙しいとは思いますが教えてください お願いします。

 カップ、リムの形状等外見は、どこも全く変わりません。

 数字で説明しますと、  スロートサイズ、 ノーマル =#27(3.66mm)           中川モデル=#28(3.57mm)   バックボアーの広がり ノーマル=通常のバックヤマハと同じ(スロート直線部分短い)           中川モデル=スロート直線部分長い

 効果:中川モデルは幾分、抵抗が増える事により、平均的にジャズ・ポピュラー向けと言えます。

 スロートサイズは歯並びなどにより、必要に応じて大きくすると良いと思います。  ちなみに私は、「3.86mm」まで大きくして使っています。

---------------------------------------------------------------------

NとNEEの違いは? 投稿者:本宮  投稿日: 2月19日(水)13時03分23秒

私は現在14B4Nを使用させていただいております。 これまで使用していた市販モデルよりも自分にあっていると感じております。

中川モデルは初めてだったので購入する際にNとNEEで迷い、 よりスタンダードと思われるNを購入しました。

そこで、NとNEEは中川先生がお使いになったときにどのような 違い(音質、吹奏感等)があるのかお伺いさせていただきます。

よろしくお願い致します。

---------------------------------------------------------------------

NとNEEの違いは?:本宮さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月20日(木)00時20分06秒

>NとNEEは、どのような違い(音質、吹奏感等)があるのか、お伺いいたします。

 「スタンダード14B4」(N無し)と「中川モデル14B4N」「14B4NEE」との違い。

            スロートサイズ  リム・・・・カップ形状 バックボアー 「スタンダード14B4」 #27(3.66mm)   ほぼ、バック3Cと同じ  3Cと同じ 「中川モデル14B4N」 #28(3.57mm)   ほぼ、バック3Cと同じ  広がり遅い 「14B4NEE」    #28(3.57mm)   丸く加工・・えぐり加工  広がり遅い

 14B4N(EE無し)はスロートサイズ・バックボアーのみの変更です。  私としては、「クラシックよりはポップス向き」のつもりです。  唇薄く、歯が、小さめの方、又、普段「スタンダード14B4使用」で、ジャズポップスで「中川モデル14B4Nを持ち替 え」等の使い方が理想的と考えていますが、個人差がありますので、一概には言い切れません。

 「14B4NEE」は「14B4Nのリムを少し丸く、カップにえぐり有り」ですので、「14B4N」より「唇を多くカ ップの中に入れても音が出る」これも個人差がありますので、一概には言い切れません。

 「14B4NEE」のカップが気に入って、クラシック音楽で使用したい場合、バックボアーを今回発売の「着脱式中川モ デル」で、「クラシック用に追い込む」(スロートの広がりを早くする)と良いと考えています。

---------------------------------------------------------------------

着脱式バックボア 投稿者:石井  投稿日: 2月20日(木)00時57分41秒

中川先生、こんばんは。 石井@ヤマハ銀座店です。 引っ越してからというもの PCと電話が遠くなってしまい なかなか接続がままならなくなってしまいました。

さて、着脱式バックボアですが 既に銀座店にて発売を開始いたしております。 価格は先生の提示されたとおり7000円。 但し、これはあくまでもバックボアのみの価格なので これを使用するためにはこれに合わせてネジきりをした カップ部分が必要になってきます。 生憎銀座店ではネジきり済みのカップを用意する予定はございませんので お客様自身でご用意いただくことになります。

---------------------------------------------------------------------

続き(^^; 投稿者:石井  投稿日: 2月20日(木)01時20分28秒

すみません。 度々石井です。 久しぶりにPC触ったら、途中でエンター押しちゃいました(^^;;

そんな訳で、銀座店でカップのネジきりを受け付けた場合 別途5000円がかかります。 ちなみにカップを生かすためにネジきりを施すと 今までついていたバックボアは 二度と使用できなくなります。 その点をご理解いただいた上で どのマウスピースを加工するかご検討ください。

この商品に関しては 他のマウスピースに比べて 取り扱いがより専門的になるため もしもご不明な点などございましたら 直接お問い合わせいただければ 随時お返事させていただきます。

ただ、銀座店も実はかなりアナログなところがあり なかなかメールチェックし辛いので お返事に時間がかかることが予想されます(^^; (これって、あまりメールの意味を成していないのですが・・・) お急ぎの場合にはお電話いただければ助かります。

・・・こんな案内をしながら 実は木曜日、私はお休みをいただいてます(^^ゞ とは言え、TPのイベントがあって夕方には店におりますが(笑)

そろそろ花粉の季節。 既に危険な感じの私ですが 皆様頑張ってこの季節を乗り切りましょう!? 長々と失礼いたしましたm(_ _)m

--------------------------------------------------------------------

着脱式バックボア 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月20日(木)07時10分36秒

中川バックボアーの効果・利用法

 ある程度、トランペットの経験を積むと、トランペット本体・マウスピースに「調子の善し悪しを預ける」と言うか「唇を 道具の条件に合わせる、合わせてしまう」  例えば、「これ以上吹き込むと音が出なくなる」等、本能的に、あるいは、無意識の中に、ブレーキをかけている場合があ ります。  具体的には、無意識のうちに、楽器を口から離してセッティングのやり直しをしたり、休んだり、今日は調子が悪いと諦め たり、「道具の条件」に気が付かない場合が多いものです。    本当の、「楽器を鳴らすための力を必要とする結果が出る」のは、本番のステージという事になります。  そういう訳で調子が悪いのは基本的には「自分が悪い」と思いこんでしまう事が多々あります。

 大体、そういう場合「マウスピースを替えたり、楽器をマイナーチェンジ等、どこかいじる」様になります。

 現在まで日本で入手できるマウスピース、パーピアンス、ジャルディネリ、ボブリーブスなどを除き、ヤマハ、バックのほ とんどが「クラシック向け」と言っても良いようです。 又、「パーピアンス、ボブリーブス」には、1−1/2Cの様な大きなマウスピース有りません。

 私の考えるマウスピースは、ある程度のリムの大きさ、大きさに合わせた深さ、カップの中で唇が自由に振動出来る空間、 その振動を楽器に伝えるスロート、バックボアー、これらの条件が必要になります。

 マウスピースを替えると、リムの形、カップの形状、等、同じメーカーでも又、見た目かなり同じように見えますが、スロ ート・バックボアー等、どこが良くて音が出るのか、どの部分が悪くて音が出しにくいのか、どの部分が自分に合わないの か、俗に言う「ドツボ」にはまります。

 カップを固定し、「スロートの大きさ、広がりだけを替える」、これでかなり大きな影響が有り又、調子の悪い原因など が、カップだったのかスロートだったのか判断材料となります。

 又、スロートを大きくできるのは、ある程度の「スロートの直線部分の長さ」が必要になってきます。  クラシックモデルの様な、スロートの直線部分の短いマウスピースのスロートを大きくすると、音が広がって、かえって出 しにくくなります。

 通常、マウスピースのスロートを大きくするという事は、一歩間違えば、「マウスピースを使い物にならなくしてしまう」 事になります。

 今回の中川モデルバックボアーは、スクリューで「着脱可」にする事により、様々な条件でテストをする事が出来ます。  (コルネットのロングタイプに加工も可能)  (スロートを小さい【#28】のまま、追い込む事も可)    安心して、「限界までスロートを大きくしてみる」等、「調子の悪さの原因」を追求し、今後「手探りでマウスピースを買 いあさる必要が無くなる」事と思います。

 私も今回、スロートナンバー#23(3.91mm)まで大きくしてみました。が、その一つ下のスロートナンバー#24 (3.86mm)で、今まで、練習しても出来なかったパッセージ、テクニックが可能になりました。  ステージで自分の音が消える事もなくなり、絶好調と言っても良いようです。

 ヤマハの協力により、値段も「7,000円」と決定しました。

 「着脱式バックボア発表」クリニックでテストできるマウスピースカップ

 現在のところ、バック 1-1/2C 3C 7C 5B  中川モデルは全て。ヤマハ18C4 ボビーシューモデル、その他・・・・。  どうしても「試してみたい組み合わせ」が御座いましたら、当BBSに書き込んで下さい。手持ちのモノでしたら出来るだけ協力致します。 (ワーバートンとの互換性有り)  

 お問い合わせ п@03−3572−3134  http://www.yamaha-ginza.co.jp/

---------------------------------------------------------------------

スクリュー加工(ネジきり) 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月20日(木)23時00分27秒

 ヤマハ銀座店@石井さんからも、書き込みが有りましたが、「着脱式バックボアー」を装着するための「ネジキリ」の 件、アトリエの技術者と今日会ってきましたが、「出来るだけの協力が頂ける」との確約を頂きました。

 すでに、一人の方の「スクリュー加工・作業をした」との事でした。

 もしヤマハ銀座店に、「サンプル用カップ」を置いて頂ける余裕が有りましたら、中川モデルのカップ、バック1-1/2C  7C等、又各種「スロートサイズ着脱式バックボア」を装備しておく予定です。

 ご希望のカップ、ご希望サイズのスロート等、リクエストしてみて下さい。

---------------------------------------------------------------------

ヒロ野口、サロン・コンサート 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月21日(金)00時33分29秒

 大変ユニークな「ヒロ野口、サロン・コンサート」を見てきました。

 「トークから音楽している」と言った感じで、現存の日本人ではマネの出来ない、「ヒロ野口、独特の世界・雰囲気」、 おもしろく拝見しました。

 トランペット・フリューゲル共、率直な意見を申し上げますと、「楽器が軽過ぎ(YTR6310・マウスピース3C)」と感じま した。

 多分、ゼノかバックに「1-1/2C又は、中川モデル16B4NC」あたりで、「息がもう少し入るのではないかナー」が率直な意 見です。

 いずれにしても、音楽家としての才能は優れたものを感じました。  まだ三十歳と若く、今後が大変楽しみです。

 http://www.geocities.co.jp/MusicHall/6423/ 

---------------------------------------------------------------------

ジャズバンド・コースのご案内 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月21日(金)15時54分52秒

 大人の音楽教室・ジャズバンドコースの講師に決定致しました。

 大人の音楽教室 ヤマハ銀座ANNEX  2003年3月オープン  只今生徒募集中!!  お問合せ・お申し込みは下記専用ダイヤルまで!!  【TEL】03-3571-8100

   あなたの生活に音楽を・音楽は心のオアシス

 音楽は文字通り「音を楽しむ」と書きます。  生まれてすぐ手にする「ガラガラのオモチャ」、昔の日本なら「でんでん太鼓に笙の笛」・・・・。

 西洋音楽が日本に上陸しておよそ100年、ハーモニーという遺伝子、認識のなかった日本民族、5音階から西洋音階へ、 等々、現在では西洋音楽を何の不思議もなく取り入れられています。  5、6才の頃からピアノ・バイオリンを習う人、小・中・高・学生時代から管楽器を経験する人、様々な音楽を体験し て、現在の貴方がいる事と思います。

 三時間幸せになりたいなら酒を飲め! 心に潤いを持ちたければ音楽を!

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃそんそん」の例え通り、聴く、見るも音楽の楽しみ方ですが、「自分で音 楽を操る楽しみ」は経験した人でなければ分かりません。

 世の中何ごとも、上を見ても下を見てもキリは有りません。  100%の力を持っている人は、100の力で参加し、15%の力の人は15の力で参加、その人なりの力で参加し、楽しむのが音楽 です。

 音楽を演奏する事により、中高年へ向かっての脳の活性化を図り、特に管楽器は心肺機能を高めます。

 平均的に音楽を演奏する人は、長寿、長命、朗らか、陽気な人が多いです。

 心に少々の悩み事、心配事が有っても、楽器を演奏、合奏始めると、不思議と発散されます。  「呼吸と精神統一」がその原動力となります。  今回、このチャンスに是非チャレンジしてみて下さい!    ★ ディキシーランドジャズ  ★ ビーバップ・モダンジャズ ★ グレンミラーオーケストラ ★ デュークエリントン・カウントベーシーオーケストラ ★ デルソル・スカパラまで

     担当音楽講師 中川喜弘

---------------------------------------------------------------------

16C4N ♯24 投稿者:椎名  投稿日: 2月22日(土)17時26分06秒

先日、16C4Nのスロート♯24を購入しました。

感想は、バテても音がかすれない、スロートを広げた分だけ息の通りは楽、息を強く吹き込んでも音に芯がある といった 印象でした。

しかし、今まで使っていたマウスピースのバックバアがノーマルだったため、やはり28番よりはマシでも息が入りづら く、高い音へ以降する際に非常に抵抗があり下へ外れてしまいます。 特に高音域での演奏で、息が入っていかずとてもきついため、かえってバテやすくなってしまいます。 慣れの問題もあると思いますので、もう少し使ってみてからまたご報告しますが、スロートを♯23に広げてみようかとも 思っています。

クリニックの際のリクエストですが、またちょっとずれたリクエストになってしまうかもしれませんが、17B4Nにエグ リを入れたものが試してみたいです。 中川先生は以前ためされたとのことですが、もしそのときのものが残っていればそれを試奏させてください。よろしくお願 い致します。

---------------------------------------------------------------------

追伸 投稿者:椎名  投稿日: 2月22日(土)17時28分31秒

17C4のカップを中川モデルシャンクで試してみたいです。 よろしくお願いします。

---------------------------------------------------------------------

スロート 投稿者:Jun  投稿日: 2月23日(日)02時29分16秒

私も今回、スロートナンバー#23(3.91mm)まで大きくしてみました。が、その一つ下のスロートナンバー#24 (3.86mm)で、今まで、練習しても出来なかったパッセージ、テクニックが可能になりました。とのことですが。

具体的にどのパッセージがどのくらい可能になったか教えてください。#28と#24では差がありすぎます。また、どー して#24が最初から出てこなっかたのかも含め教えてください。

また、17B4N(#28)はもう舞台で使わないということですか。そんなに、ころころマッピを変えてもいいのですか。スロ ートを大きくする事でとつぼにはまった話も聞きますし。

---------------------------------------------------------------------

#28と#24:Junさん   投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月23日(日)04時01分15秒

>スロートナンバー#24で具体的にどのパッセージがどのくらい可能になったか教えてください。

 「具体的に」は、メトロノーム「四分音符=374」かなり速いテンポのマイナスワンCDが、演奏可能になりました。

 >どーして#24が最初から出てこなっかたのかも含め教えてください。

 このBBS過去ログを呼んで頂けると分かると思いますが、私は前歯をちょうど一年前に直しています。  私の考えでは、前歯の隙間が無くなった分、「前歯で息の流れる量を調節出来る様になった」からではないかと思われま す。

 http://www2s.biglobe.ne.jp/~ohara/case/case1.html

 >17B4N(#28)はもう舞台で使わないということですか。

 #28(3.57mm)は作りましたが、私は最初から、「3.60mm→3.63mm」で使用しています。  小さいスロート(#28)を作った理由は、「大は小を兼ねる」マウスピースのスロートの場合、「小は大を兼ねる」 で、大きくするのは簡単ですが、その反対は、「大変な費用と、少ない成功率」です。  「中学生の女子」等、体力のない方には、「スロート(#28)位が良いのでは」と考えています。

 >そんなに、ころころマッピを変えてもいいのですか。

 トランペットの歴史を考えると、全てが試行錯誤であったのではないでしょうか。  誰かが試して失敗をし、「なるほど」と考えるのはいかがでしょうか。

 又、逆に私は、日本人トランペットの、多くのプレーヤーが、「妄信的にバックやヤマハを信じ切っている」「トランペ ットを鳴らせないのは自分のせい」「外国人プレーヤーのシグネチュアーモデルなら信じる」にうんざりしています。

 それやこれやで、今回、「着脱式バックボアーテスト」で、色々と体験して頂こうと思ってはおりますが・・・・・。

 >スロートを大きくする事でどつぼにはまった話も聞きますし。

 だから・・・・

 「その失敗」をしなくてすむ様に、着脱式バックボアーを作った訳です。  これだけは、私が口でなんと言っても「経験して頂けなくては」理解不能だと思います。

 今までですと、「スロートを大きくして鳴らなくなった」場合、同じ番号でも、微妙に、リムの形、カップの内径の違い で、「同じものを探すのは不可能に近い」「大変な後悔」「逃がしたサカナの大きさ」で忸怩たる思いに駆られていた事と 思います。

 鳴らなくなれば、元に戻す事も出来ます。

---------------------------------------------------------------------

16C4N スロート♯24:椎名さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月23日(日)04時28分17秒

>特に高音域での演奏で、息が入っていかずとてもきついため、かえってバテやすくなってしまいます。

 椎名さんは「音楽のジャンル」ジャズだったですね。

 もし高音を必要とするなら、「16C4N」ではなく「16B4N」で、再度テストをして頂きたいと思います。

 >17C4のカップを中川モデルシャンクで・・・・・。

 これは、「16C4N」と同じで、今回と同じねらいですと、上手く行かない様な気がします。  又、「17B4Nにエグリ」は可能です。  が、「17C4のカップ」は、私的には今後につながらないので、椎名さん一人のリクエストでは「今回は無理かな」と 考えています。

---------------------------------------------------------------------

16B4N 投稿者:椎名  投稿日: 2月24日(月)09時44分03秒

毎度お返事ありがとうございます。

高音といっても、チューニング上のFからの部分なんです。 しっかりとお腹で支え、抵抗の壁を押し切るような感覚で吹かないと上が鳴ってくれず、下に外れてしまうんです。

もちろん、16B4Nの方が幾分楽になるかもしれませんが、息のスピードが足りないというよりは、抵抗に負けてしまってい る感じです。 とにかく体力を消耗する感じです(笑)。中低音域もやはり息がなかなか入っていかず、バックプレッシャーが強いので 少々タンギングがひっかかるような感じです。 そもそも16C4を使っている(スロート・バックボアノーマル)のですが、それは上の抜けは普通でした。 それとも、根本的に16C4に中川モデルバックボアは抵抗が強くなりすぎてしまう要因がほかにあるのでしょうか? つまり、カップが浅いからという理由ではなく、バックボアとカップの組み合わせによって16B4NJは抵抗が和らぐ、な ど。 16B4NJを試せばいいことですが、先立つものが・・・(笑)。

P.S.16C4はリムが若干変わったように思います。マイナーチェンジされたのでしょうか。

16C4Nのスロート♯24:椎名さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月24日(月)16時14分16秒

>16C4Nのスロート♯24を購入。息のスピードが足りないというよりは、抵抗に負けてしまっている感じです。

 なんの根拠も無く「スロート拡大」をする事は、私から見ると「無謀」としか言いようがありません。

 >高音といっても、チューニング上のFからの部分。しっかりとお腹で支え、抵抗の壁を押し切るような感覚で吹かないと 上が鳴ってくれず、下に外れてしまうんです。

 スロートの大きさは、「カップの深さ、楽器とのバランス、本人の唇、骨格」等諸条件が有りますので、「誰かが大きく したから自分も」が一番の失敗の元です。

 私の考える「通常の調子不良」の50%と以上は、道具のアンバランスと見ています。

 道具のアンバランス状態では「しっかりとお腹で支え、抵抗の壁を押し切るような感覚」等、何もしないよりはましです が、「道具が持っている抵抗」に抗しきれるものでは有りません。  道具のバランスが、「色々な意味」で調和が取れれば、自然に奏法も良くなるし、全てがよい方向に向かうと思います。

>16C4はリムが若干変わったように思います。マイナーチェンジ?

 「リムが若干」は「コンピューターでの削りだし」と言えども、どうしても避けきれない様です。  と言っても、「許される範囲」と思っています。私は無作為に選んで使っていますが、これと言って違和感を感じた事は ありません。

---------------------------------------------------------------------

スロート拡大の理由 投稿者:椎名  投稿日: 2月24日(月)23時13分03秒

文章がへたくそなのでまた少々誤解させてしまったように思います。(^_^;) 申し訳ありません。

もともと16C4を使っている状態で、しかし中川モデル16C4Nを使えばバックプレッシャーが強すぎ、上の抜けは悪くなり 中低音域の音もかなりタイトな感じになってしまっていました。

その後、ストークの3CのCバックボア(通常よりやや広めのバックボア)を試し、ちょっと浅いのですがなかなか調子が良 く、(16C4よりはやや抵抗あり)同じくストークの♯25を試したところ、音色も良くタンギングも楽になりました。 16C4よりは音色が気に入り、リムの形状はやはりエグリが足りないのかカップの深さが足りないのか、吹きやすさは16 C4に軍配があがりました。 しかし、16C4にもうひとつ抵抗があれば、と思いました。 そこで、Masumuさんが持っていた17B4Nの♯24がノーマルの17B4Nよりもなかなか良かったこと、音色の問題もかなり 改善されることがわかり、リムが自分にあっている16C4Nのスロート♯24を試してみようという結果にいたりました。

で、試した結果、ノーマルよりはずっと息の入りが良くなったものの、チューニング上のFから上と下とのバランスが悪くな ったような感じになりました。バランスだけなら♯28スロートの方が良かったです。 中低音域のバックプレッシャーはまだノーマル16C4よりはあり、ノーマル16C4Nほど無いという状態ですが、高音域の抵 抗はノーマルの16C4Nとほぼ変わらず、音階で上がっていくと高音域で急に抵抗が強くなる、というか息の量がものすごく 必要?よくわかりませんが、音が出にくいです。 私の持っているバックはかなり抵抗が強い方なので(もちろんこれから抜けは良くなってくるはずですが)、中川モデルを 使いたいのであれば、スロートを大きくしてバランスを取るのが良いと思ったのです。

中川モデルのバックボアはすばらしいと思います。私も抵抗が強すぎるためしばらく使っていませんでしたが、今一度中川 モデルを使いたいのです。 やはり、中川モデルは耐久力があると思います。そして楽に大きな音で演奏し続けられるようです。 しかし、私がメインで使用しているような、抵抗の強すぎる楽器に対するには、スロートを広げて対処してみる、というの がベストだと思ったわけです。 それなりに調子の良かったストークは、バックボアは中川モデルほど狭くありませんが、バックやノーマルのヤマハよりは 狭いです。それで♯25のスロートだったので、中川モデルになったらスロートはカップの深さが深くなるのも考慮し、と りあえず♯24を試してみよう、と思ったのです。

もう少し、続けて使用して様子を見ます。まだ、変えてから2週間も経ってませんので・・・。 それとも、やはり慣れの問題ではないのでしょうか。

16C4のリムに関しては、マイナーチェンジの事実はないのですね。では誤差ということで納得します。あまりヤマハの精 度を信頼しすぎでしょうか?(笑)

---------------------------------------------------------------------

ストークの3Cvs16C4:椎名さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月25日(火)05時32分19秒

「ウーン」どうも、おっしゃっている事が、今一つ的外れのようです。

 「ストークの3C」と「16C4」ではカップの内径、深さが違いすぎます。  バックボアーは、もし自分で加工していなければ、「3Cと16C4」は、ほぼ同じです。

 「バックプレッシャーが強すぎ」これは、マウスピースだけでは解決不能です。  C管、又はコルネットでバックプレッシャーテストをすると良いと思います。  (人のを借りてでも) 

 >リムが自分にあっている16C4Nのスロート♯24を試してみようという結果にいたりました。

 16C4→3c→17B4N→16C4N♯24、これ等もかなり無理が有ります。  (メチャクチャと言っても良い)

 自分に合うマウスピースの定義

 @内径の大きさ、カップの深さ、リムの勾配は個々人絶対値が存在する。  A上記の事柄を無視して「スロート拡大、縮小、バックボアーの広がり」で解決する事は難しい。  B楽器の組立て方(延べ座の位置等)でも、息の入り方が決まる。  (50年前の楽器【キングスーパー20、セルマーバランスモデル、オールズメンデスモデルetc・・・・】と違いジャズ・ ポピュラー用に組み立てられた楽器は少ない。現在はバック・ヤマハその他、大半がクラシック用)  是非、中川モデルBIG SOUND を試して下さい。【僅か一本残っています】マウスピースとのバランスさえ合えば、音色、音の切れ、音の抜け 等、申し分ないと思います

http://www.yamaha-ginza.co.jp/

 何より、まず第一に「マウスピースの定義@」を確定する事が大切です。  それから、スロートサイズ、広がりへ。

>もう少し、続けて【16C4Nのスロート♯24】使用して様子を見ます。まだ、変えてから2週間も経ってませんの で・・・。それとも、やはり慣れの問題ではないのでしょうか。

 通常私の場合、「ノンストップで15分以上【マイナスワンCDなど】吹き続ける事」で、即日結果が出ます。  合わないマウスピースは、最初の2,3分で音が出なくなります。 (特に3C等は、【マウスピースのセットし直し】等、思わず休みたくなると思います)  [又逆に、「ノンストップで15分以上」吹き続ける事が出来るマウスピースは「良いマウスピース」と言っても良い]

 :椎名さんの様に「無謀なマウスピースの替え方」をしなくても済むためにも「着脱式バックボアー」は大変重要な役割 をすると思います。

 悲しいかな現在までは、マウスピース本体を替えると、あまりにも諸条件が違いすぎるため、自分に合わない部分が、 「カップ、内径、リム形状、深さ、スロートサイズ、スロート形状等々」真っ暗闇で、ものを探す様なものです。

 取捨選択で自分に合っているものを、「一つひとつ、(リム内径・深さ等々・・・)決めていくのが」良い方法だと思い ます。

 近日中に「クリニック開催」がんばります。

---------------------------------------------------------------------

ストーク3C 投稿者:椎名  投稿日: 2月25日(火)09時44分31秒

ストークの3Ccのバックボアが16C4よりも細いというのは私の間違いでした。 一つ重要なことを忘れていました。

「ストークのシャンクは太いため、ヤマハやバックよりもレシーバーとの間にかなり隙間ができ、抵抗が強くなる」という ことです。 だから、ストークはバックボアが16C4よりも太くても16C4より抵抗があるのですね。

ところで、16C4とストークの3Cですが、数字上で私はほぼ同じ径だということで購入したのですが??ストークの3番 は、バックでいう1-1/2サイズになるということでしたし、実際は16C4はリムの形状がストークとは違いますので(ストー クよりエッジが立っている)私には16C4の方が大きくは感じます。

また、17B4を試したのは Masumuさんに17B4N♯28と17B4N♯24を順番に2・3度吹き分けただけで、息の通りが 良くなりバックプレッシャーがかなり改善されたように感じたので16C4Nにだって同じことが言えると思ったからです。

また少々誤解を生じさせてしまったようですが、実際に吹きつづけているのはここ半年くらいはずっと「バック1-1/2C」を 基準にしており、「径は絶対に変えないでバックボアなどをいじる」という鉄則は守っているつもりです。

中川先生とお話しが多少ずれてしまう原因に、中川先生は私が「中川モデルを、この掲示板で否定しようとしている」とい う風に思っているということがあると思います。

簡単な話し、「16C4Nが使いたいけれど、楽器の抵抗が強すぎるからスロートを広げてみた」ということなのです。

その間にストークの話を出したのでややこしくしてしまったようですが、スロートを広げることによって抵抗はある程度和 らぐ、息の通りはよくなるということをストークを通して確認できたこともあり、16C4N♯24を試したのです。

しかし、いきなり24にしたのはやはりちょっと失敗でした。27あたりから徐々にやるべきでした。

あくまでもご理解いただきたいのは、中川先生と対決しているのではなく(笑)、この文字だけの世界でなんとか中川モデ ルの有効性を自分で確認してようとしている意思を中川先生にわかっていただきたかったのです。 というのも、前回金属どうこうという話になり、私自身もすべてのスロートサイズを試したわけではなかったのを反省し、 それらすべてを確かめてからはじめて金属の研究の必要性を提案してみたかったからなんです。

いろいろご迷惑をおかけしているようで、申し訳ありません。

---------------------------------------------------------------------

追伸 投稿者:椎名  投稿日: 2月25日(火)09時50分45秒

中川先生の記述16C4→3c→17B4N→16C4N♯24、

事実:16C4→「ストーク」3Cc(径は同じくらいということで購入、16C4より抵抗あり、)→「ストーク」3Cc♯2 5(3Ccより抵抗少)→17B4Nと17B4N♯24の違い確認(数分)→16C4Nに♯24を試す

一応、私の小さな小さな名誉のためにも、正確に訂正させていただきます(笑)。

---------------------------------------------------------------------

ジャズ用楽器の特徴 投稿者:まさ  投稿日: 2月25日(火)11時01分02秒

中川先生の、支柱の位置や延べ座に関する文章は拝見させて頂いております。 私、16B4NJのマウスピースつかってます。 ところで、クラシック向けとジャズ向けの楽器ですが、どのように違いますか? 管の厚みや内径の違い、ベルの大きさの違い、音色の違い(好みもあると思いますが)を語ってください。 私はジャズやってます。 中川先生の小冊子も勉強しております。

---------------------------------------------------------------------

中川モデルを、掲示板で否定:椎名さん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月25日(火)11時42分11秒

>中川先生とお話しが多少ずれてしまう原因に、中川先生は私が「中川モデルを、この掲示板で否定しようとしている」と いう風に思っているということがあると思います。

 もう少し言葉を慎んで下さい。   もしその様に、私の意見をお取りになるのでしたら、ご意見、回答は控えさせて頂きます。    >事実:16C4→「ストーク」3Cc(径は同じくらいということで購入16C4より抵抗あり、)

 これもメチャクチャです。  もし、これを私が否定しなかったら、こちらの読者が信じてしまいます。

>ストークはバックボアが16C4よりも太くても16C4より抵抗があるのですね。

 「ストーク:16C4」バックボアーは同じだと言ってる積もりですが・・・・。  先ほど、念のために計測したばかりです。

 書き込む以上は、「カップの型を取ったり、バックボアーを計測するゲージを使う」等、他の読者が読んで戸惑う様な意 見は、長い分を使って否定してしまいます。  前回も書きましたが、私は中川モデルに固執するつもりは御座いません。

 >また少々誤解を生じさせてしまったようですが、実際に吹きつづけているのはここ半年くらいはずっと「バック 1-1/2C」を基準にしており、「径は絶対に変えないでバックボアなどをいじる」という鉄則は守っているつもりです。 >簡単な話し、「16C4Nが使いたいけれど、楽器の抵抗が強すぎるからスロートを広げてみた」ということなのです。

「バック1-1/2C」と「16C4N」では、カップが違いすぎます。 >「径は絶対に変えないでバックボアなどをいじる」

 これはフライパンとシチュー用の深鍋を比べる様なものです。  「シチュー用の深鍋にフライパンの取っ手を付けたら」を想像して下さい。

 これだけ文字にしてしまうと「信じてしまう人」も出てきますので、自分の吹いた感じではなく、カップの型取りに歯形 用のコルトフラックスを使うとか、バックボアーもそれなりのゲージを使ってから、ご意見下さい。 

---------------------------------------------------------------------

横槍を入れるようですが… 投稿者:本宮  投稿日: 2月25日(火)13時05分44秒

>中川先生、椎名さん 先日書き込ませていただきましたが、私は14B4Nを使用しているものです。 中川先生、先日は詳細なご説明をいただきありがとうございました。

さて、 この掲示板のやりとりを読んでいると、椎名さんがうらやましくなります。 これだけいろいろな事を試せるということは関東にお住まいで金銭的にも かなり余裕がある方かプロの方(あるいはプロを目指している方)なのかと…。

私は岩手県盛岡市に住んでいます。中川モデルを確実に購入するためには 試奏のために銀座店へ行き購入しますので、私の使用している中川モデルは 一本でも実質3万円以上かかっています。中川先生が長年の研究で見つけた 理論と椎名さんの経験と理論がぶつかっているようですが、実際に向っている 方向は同じではないかと思うのです。これを読んでいると購入した私も混乱 してしまいますので、これからも中川先生の意見を必要とするのであれば 冷静なやりとりをしていただいた方が私の勉強にもなります。

どうか「ためになる掲示板」の継続をお願い致します。

---------------------------------------------------------------------

(無題) 投稿者:椎名  投稿日: 2月25日(火)14時05分18秒

>中川先生とお話しが多少ずれてしまう原因に、中川先生は私が「中川モデルを、この掲示板で否定しようとしている」と いう風に思っているということがあると思います。

この言葉がそれほど重大な問題だとは、考えられませんでした。配慮不足で申し訳ございません。もし、この言葉に当ては まらないのでしたら、私の中川先生の文章の解釈の仕方が間違っていたのですね。ごめんなさい。あくまでも、「私はそん なつもりはありませんので」と云いたかっただけなのです。 いつもすばやくレスポンスしていただいき、私のようななんでもない一般人に等身大で接していただき、非常に感謝してお ります。

16C4とストーク3Cはバックボアはいっしょですが、私のは3Cではなく「3Cc」というモデルで、3Cよりもバックボアが 広いのです。 また、私の感想では16C4よりもストーク3Ccの方が抵抗がありました。それは、先のスレッドでも記載したとおり、シャ ンクがあまりレシーバーの中に入らず、ギャップが広がってしまうからではないかと考えています。

バック1-1/2Cサイズをヤマハで試すならば、やはり16C4になると思います。または、16B4NC。しかし、中川先生がおっ しゃる通りリム・カップが違いすぎるので(まぁそれが私にとって16C4を選ぶ理由なのですが・・・)、実際にヤマハ1 6C4のリム・カップでバックのバックボアをコピーしたマウスピースを製作していただいている最中です。 そちらはクラシック用に使おうと考えております。

しかし、中川先生に覚えていただいていて光栄ですが、私はメインがジャズに近い(曲のアレンジはジャズではありません がアドリブ演奏)なので、耐久力があり音もまとまりやすくモニターもしやすい中川モデルを使いたい、と思っておりま す。

16C4とストーク3Cの径がいっしょだと私はお店の方に説明され、ネット上のデータでもしらべていたので思い込んでいた のですが、違ったのですね。エグリが足りなく、リムの形が丸いから小さく感じているのだと思っていました。 この掲示板をお読みになっている方々には、困惑させるようなことになってしまって申し訳ありません。

本宮さん、レスありがとうございます。いつもいやな雰囲気にしてしまって申し訳なく思います。私自身はまったくそんな つもりはないのですが、いたらなさゆえにいつも不快な思いを中川先生及び皆様にさせてしまっていることをお詫びいたし ます。

>この掲示板のやりとりを読んでいると、椎名さんがうらやましくなります。 これだけいろいろな事を試せるということは関東にお住まいで金銭的にも かなり余裕がある方かプロの方(あるいはプロを目指している方)なのかと…。

プロにはなるつもりはありませんが(とうていそんなレベルじゃないですし・・・)、そのレベルを目指しています。仕事 をしながらですから、なかなか難しいのですが(苦笑)。 マウスピースはオークションを通して購入したり、売ったりしてできるだけ溜め込まないようにしています。が、やはり苦 しいですよ(笑)。中川モデルも中古で手に入れてスロートをいじったりしています。

今後はもっとよーーく考えてか書き込むようにし(今も自分なりに配慮しているつもりでしたが・・・)、発言を控えさせ ていただきます。m(_ _)m

---------------------------------------------------------------------

横槍を入れるようですが… 投稿者:本宮 投稿者:Taro  投稿日: 2月25日(火)19時30分54秒

>掲示板のやりとりを読んでいると、椎名さんがうらやましくなります。 >これだけいろいろな事を試せるということは関東にお住まいで金銭的にも >かなり余裕がある方かプロの方(あるいはプロを目指している方)なのかと…。 私見ですが、プロの方の書き方と違いますね。

>私は岩手県盛岡市に住んでいます。中川モデルを確実に購入するためには >試奏のために銀座店へ行き購入しますので、私の使用している中川モデルは >一本でも実質3万円以上かかっています。中川先生が長年の研究で見つけた >理論と椎名さんの経験と理論がぶつかっているようですが、実際に向っている >方向は同じではないかと思うのです。これを読んでいると購入した私も混乱 >してしまいますので、これからも中川先生の意見を必要とするのであれば >冷静なやりとりをしていただいた方が私の勉強にもなります。 3万円使うのなら、メールオーダーで中川モデルを4本位かってじっくり吹き比べたらどーですか。家と所属しているバン ドでね。岩手から銀座に行ったらただ疲れるだけのような気がします。そこに中川先生がいて直接アドバイスをくれるのな ら別だと思いますが。また、2-3時間でベストなMPが見つかる方法があれば私も知りたいですね。でも、本番で使ってみな いとわからないと思います。

---------------------------------------------------------------------

横槍を入れるようですが… 投稿者:本宮 投稿者:Taro  投稿日: 2月25日(火)19時44分11秒

>方向は同じではないかと思うのです。これを読んでいると購入した私も混乱 >してしまいますので、これからも中川先生の意見を必要とするのであれば >冷静なやりとりをしていただいた方が私の勉強にもなります。 理論とか屁理屈とか私は気にしていません。自分に合わなければそれでおしまいです。私のベストブラスのエリック宮城氏 のMPは完全に寝ています。中川モデルを2本持っています。他のもあります。中川モデルだから心配なく使えると思い込む のはどーかと思います。また、楽器との相性もありますので、理論では解決しないと思います。

横槍したくなったのですみません。

---------------------------------------------------------------------

ジャズ用楽器の特徴:まささん 投稿者:中川喜弘  投稿日: 2月26日(水)01時48分08秒

>私はジャズ、16B4NJのマウスピースつかってます。クラシック向けとジャズ向けの楽器ですが、どのように違いま すか?

 ジャズと一口に言っても、色々なジャンルが有りますが、クラシックと根本的に違うところと言えば、「発声の仕方」で は無いでしょうか。

 タンギングにしても、ジャズは(あくまでも私のイメージですが)「ガーッ ガーッ ガーッ ガーッ」クラシックは私 のイメージでは「ワゥオーン」と言った感じです。

 クラシックは余韻を大事にしている感じ、ジャズは短い時間での楽器の反応を必要とします。    下の方にも書きましたが、「C管、又はコルネット」が「割と反応が早い」ので、チャンスが有りましたら、その反応の 早さを体験してみて下さい。  「C管の音のキレ」が「Bb管でも」再現されれば、ジャズの早いパッセージで大分楽になると考えています。   >管の厚みや内径の違い、ベルの大きさの違い、音色の違い(好みもあると思いますが)を語ってください。

 最近、「赤ベルと黄ベル」を併用して仕事をしていますが、「黄ベルの明るさ」「赤ベルの重厚さ」どちらかと決めるの は難しいところです。

 確かに赤ベルの方が黄ベルより「疲労感」は感じますが、「マウスピースのスロート」等でバランスを取れば、「楽に吹 ける」様です。  参考にして下さい。

 ★尚、お分かりだとは思いますが、私の回答は、決して質問者一人を対象として答えている訳ではありません。  あくまでも一人の方の質問を通して「私の所見、意見、感想」を述べさせて頂いております。

 私の基本的概念、希望は「一人でも多くのトランペットプレーヤーが楽に吹ける」事です。  今後とも皆様のご協力をよろしくお願い致します。

---------------------------------------------------------------------

私の目的は…>Taroさん 投稿者:本宮  投稿日: 2月26日(水)13時08分39秒

私の書き込みでも気分を悪くされた方がいらっしゃるようです。大変申し訳ありません。

私が東京へ行く目的はMPの購入だけに限っていません。 楽器も含めて盛岡にはないものが東京にはたくさんあるのです。そういう ものの見学を含めて東京へ行きます。中川先生には失礼になる発言かもし れませんが、中川モデルが全てにおいてベストだという考えは持っていません。 たまたまMPの購入を考え、ネットでデータの収集を行ったときに 中川モデルと出遭ったわけです。それまでヤマハを使っていましたから、 違いが明確になると思い、銀座へ行き試奏したらそれまで使っていたものよりも 印象がよかったので購入しました。ただそれだけなんです。

人の体は十人十色ですから、私にあっていても他の人に合わないのは 当然の事です。またその逆も真です。みなさん色々試してみて「今はこう」 というスタイルがあると思います。Taroさんやその他この掲示板をご覧に なっている方々の経験や理論は様々かと思います。それを蔑ろにして書いて いるつもりは全くありませんのでどうかご理解ください。

よろしくお願い致します。

---------------------------------------------------------------------

16C4N♯24 投稿者:椎名  投稿日: 2月26日(水)18時45分36秒

やはり、慣れの問題だったようです。 中川先生とやりとりしている間に、徐々に感覚が変わってきました。

リムがそれまでのストーク3Ccと比べ、外側に頂点があるので唇が慣れていなかったせいもあるかもしれません。 むしろ、ストーク3Ccよりも上はたくさん息がいるくらいです(苦笑)。 中川モデルにしたことによって、中低音域の抵抗は強くなりましたが、カップが深くなったのとスロートが24になったせ いで高音域は相殺という形になり、中低音域だけ抵抗が強まったためにバランスが変わったのではないかと思いました。

しばらく♯24の状態で使用し、ゆくゆく♯25や23も試してみようと思います。

これだけのことで度々ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした・・・。 もっとうまく自分の伝えたいことを文章に出来たらと思います。 最近は新聞や本をできるだけ多く読むように心がけていますが、幼い頃より本はダイキライだったので(マンガばかり読ん でました(笑))、貯えがないんですよね。

また、性格的に徹底的に追求するという、答えを出さないと気がすまない性質なので周囲を巻き込んで迷惑をかけています (ココに限らずです(汗)。

中川先生及び皆様、どうか、お許しくださいませ。m(_ _)m 言葉づかい、文章にはさらに気をつけていきたいと思います。

---------------------------------------------------------------------