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1942年生まれ 父がバイオリニスト。幼少の頃より教会でオルガンを弾く。 十五歳の時にトランペットを始め、十六歳「南里雄一郎とレッドペッパー」ジャスオーケストラでプロ入り。 十八歳、「小野満とスイングビーバーズ」,二十三歳「高橋達也と東京ユニオン」入団。 二十四歳、「薗田憲一とディキシーキングス」入団。 三十三歳、自己のバンド「ディキシーディックス」を結成。 自己のバンドのほか、北村英治オールスターズ、谷啓とスーパーマーケット、津村イリュージョン(ジョージ川口、世良譲、北村英治、稲葉国光、中川英二郎、中川喜弘) 宮川泰(宮川組) そのほかジャズフェスティバルではソロプレーヤーとしても活躍。 ディキシーランドジャズには造詣が深く、7,8人編成の譜面作成、スイングとディキシーランドジャズを中心としたジャズオーケストラのアレンジ、吹奏楽を含む、数多くの作品がある。ヤマハより出版物多数あり。 コンボバンドのほか、ジャズオーケストラのリーダー、アレンジャーとしてベニーグッドマンメモリアルバンドをはじめ、ディキシーサミットオーケストラ、指揮、ソロトランペット、アレンジ等マルチ音楽家。 そのほか、トランペット本体、マウスピースの研究は二十年に及び、今まで知られていなかったマウスピース各部分の働き、日本人と西洋人の違いについて深く追求している。マウスピースとトランペットのバランスについての研究も、自ら実験台になり成果を上げている。 このたび銀座ヤマハ店より発売された中川モデルのマウスピースも発表以来爆発的な売れ行きである。特筆すべきはプロのプレーヤーも使用してるということである。 多くのトランペットプレーヤーがその門をくぐっている。悩めるトランペットプレーヤーの救世主として適切なアドバイスをしている。自らマウスピースを削る機械を屈指し、来訪者の唇に合わせマウスピースを制作している。 音楽的には、二人の息子を東京芸大に入学させる。長男は作曲家として今一番活躍している中川幸太郎。(漫画キコチャンスマイル、ガオレンジャー等、CMでは、のほほん茶、ビクターのブレンビーほか多数) 次男の中川英二郎はもうご存じの通りマルチトロンボーンプレーヤーとして活躍中である。独自の方法で二人の子息に絶対音感をつけたことも評価されている。 音楽教育についても確かな信念を持っている。 1999年、2000年のサクラメントジャズジュビリーでは、日本のオールスターバンドを結成。2年連続で大成功をおさめている。 |
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Photo by H.ISHII |